僕はプロデューサーに、ならなきゃなのか

3月27日水曜日、晴れ

徹夜作業のサーバーチームから状況を引き継ぐために早めに出社。夜中の作業で盛大に流れた、そしてチャンネルをまたがって行き交ったログを追うのに一苦労。
とっ散らかったログに惑わされいくつか読み違いみもしながらも要確認事項1点、というところに落ち着いた。(昼前時点では)

駄菓子菓子。もとい、だがしかし。

依頼されたとおりアプリに組み込んだ API が間違っていました訂正お願いします。そんな依頼が来ていると課長(仮)から伝えられたあたりから急転直下。今回組み込んだ機能が原因のクラッシュレポートがサーバーに溜まってきているだとか、別件で検証依頼していたとある機能に問題が見つかるだとか、もうてんやわんや。

ちょっと待って。
お願い、ちょっと待ってくださいよ。

早く出たから(そして定時退社日だし)早めに帰ろう、そしてヴァイオリンと戯れよう。そんな夢はあえなく潰え、気がつけば深夜業時刻が迫る。おおっと。

* * *

おもうに、やっぱりディレクターとプロデューサーはしっかり分業していた方がいい。そしてプロデューサーは把握すべき詳細度でしっかり状況を理解しつつ、しかして現場からは一定の距離を置いて冷静に判断できないといけない。

いや、つまり。

「ああ、やっちまったー(僕が書いたコードが)」みたいな感情が入ると、冷静な判断ができなくなるよねってこと。(今回は僕の書いた部分じゃなかったけれど、いつやらかすかわかったものじゃない)
そしてやっちゃったエンジニアは、やっぱりすごく消耗するんだよね……。

責任感は大事だとおもうけれど、でもレビューもしているわけで、だから一人で抱え込むようなものじゃない。連帯責任っていうとちょっと黒い感じがするけれど、でもそういうことで。失敗をみんなでカバーできるようなチームをつくりたい。

で、感情面も適切にケアしつつどこにリソースを割くかみたいな判断を冷静に下せるようになりたい。
冷静でいるためには(僕が未熟だからだろうけれど)輪の中に入っていたら無理で、だから距離を置かないとダメなんだろうな──っていうのがディレクター・プロデューサー分業が必要っていう話。

* * *

ところで新人くんは出たてほやほやのアプリの評判を SNS でウォッチしていたようで「こんな感想が出てるんですよー」などと教えてくれた。
うん。気になるよね。社会人になって初の「製品」だし、それなりにユーザーベースがあるモノだから探せばツイートも見つかるし。
「友達もファンで使ってくれていて」。おお、そりゃあ大変だ。下手なものは出せないねえ。

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