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西巣鴨の短歌

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気まぐれに書き溜めた短歌です。ちょっとエッチかも知れません。すいません。
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2022年5月の記事一覧

西巣鴨短歌、煙草

気怠げな情事の後の革のソファパーラメントの灰が散っている 灰色のお前の嘘が聞きたくて片道…

西巣鴨短歌、植物

君の指きゅうりと共にしゃぶりあげ蛇腹切りはエモいと思う 開襟の小花を散らした赤いシャツこ…

西巣鴨短歌、雨

絡み合う二人はまるでスコールに取り込み忘れた洗濯物 夕立に濡れた癖毛が愛しくて指を絡めた…

西巣鴨短歌、夏、弐

秘事を楽しむふりする熱帯夜好きと言ったら夏が終わるの マルボロとパーラメント絡み合う…