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3.千代女

夏も本番ですね。こんなに暑いと家に籠って仕方がないので読書がはかどります。


今回は 筑摩書房版の「千代女」を読みました。1992年の発行だそうで、今まで自分が手に取った本の中で1番年季が入っていました

短編集になっているこの書は、合計で7つの話が収録されておりました。

どの物語が入っているかはなんとなく(本当になんとなく)伏せておきますが、物語の間の相互性はあまりなく、それでもなぜが先生の世界観にどっぷり浸ってしまうような作品の並べ方でした。

「太宰治」という文豪の 書き手と語り手、両方の才能を存分に堪能することができますので、ぜひ筑摩書房版を手に取って見てください。先生のエゴイズムが垣間見れます。

本noteを読んでくださった方にいいことがありますように。
不安定な気候が続いております。皆さまどうかご自愛ください。



文献
千代女 太宰治創作短編  -太宰治(筑摩書房版)

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