映画クリエイター上野遼平のぼんやり映画語り

主にプロデューサー、時々監督や脚本家、美術などで映画を中心にコンテンツを作っています。…

映画クリエイター上野遼平のぼんやり映画語り

主にプロデューサー、時々監督や脚本家、美術などで映画を中心にコンテンツを作っています。 16歳で初監督、18歳から現在(23歳)に至るまでプロデューサーをやってます。この春SFCを卒業しました。 エンタメ関連中心に日々思う事を徒然なるままに綴ります。

最近の記事

映画「眉村ちあきのすべて(仮)」プロデュース記3 ~ロケハン・キャスティング編~

映画「眉村ちあきのすべて(仮)」プロデューサーの上野遼平です。色々とバタバタしていて少し空いてしまいました。すみません。そして松浦監督、胸打つコラムありがとうございました。 今回は、ロケハン・キャスティング編と題して、キャスティング(出演者の選考・オファー)とロケハン(ロケ地探し・下見)を中心とした撮影準備の事を振り返ります。 ロケハンを振り返る映画の出来上がりを左右する最も重要な要素のひとつがロケ地です。視覚情報の大部分を占めるため、映画の出来を大きく左右します。 早

    • 【松浦本監督コラム】『眉村ちあきのすべて(仮)』 ~点と線、出演者徳永えりさんのこと~

       いきなりですが現在公開中の映画『眉村ちあきのすべて(仮)』の監督・脚本を務めました松浦本です。ここは若き映画プロデューサー上野遼平くんのnoteではありますが急遽お邪魔させていただきます。  映画『眉村ちあきのすべて(仮)』は7月17日(金)より全国順次公開している最中。上野遼平君のご好意で「作品がいかにして作られたのか?」の連載を執筆していただいているのですが、当然フリーのプロデューサーはやたら忙しい。理想の連載ペースのスピードが落ちてきてしまう……との悲鳴が上がりまして

      • 映画「眉村ちあきのすべて(仮)」プロデュース記2 〜どうやって作るのか悩む編〜

        前回の記事(https://note.com/ryoheiueno/n/nf45a26c0b784)で僕は、推定予算5億円の映画を200万円でプロデュースするという無理難題なミッションを背負ってしまいました。 そこで今回の記事では、実際にどうすればそんな事が実現できるのか、思索を巡らせ、制作に漕ぎ着けたのか、その経緯について語ろうと思います。 そもそも200万円で出来る事は何か?学生映画などを除いても、200万円で作られる映画は存在しています。例えば、超低予算Vシネマなど

        • 映画「眉村ちあきのすべて(仮)」プロデュース記1 〜すべてのはじまり編〜

          7月17日に渋谷ホワイトシネクイント、静岡シネシティザート他、全国順次公開の映画「眉村ちあきのすべて(仮)」のプロデューサーを務めた上野遼平です。 このnoteでは、いかにしてこの映画が作られたのか?波乱万丈のブッ飛び低予算映画制作記として、プロデューサーの視点で何度かに分けて書いていこうと思います。映画を観た人がこれを読めば舞台裏を知ってムフフと楽しめ、映画を観ていない人もこれを読んだら映画を観たいと思って貰えるような記事になればいいな〜と思っています。 記事の本題(面

        映画「眉村ちあきのすべて(仮)」プロデュース記3 ~ロケハン・キャスティング編~

          noteをはじめてみたよ。~自己紹介~

          上野遼平(うえのりょうへい)と申します。1996年生まれの23歳、京都生まれの乙女座です。 普段僕は、映画を中心に映像コンテンツを作っています。初投稿という事でまずここに、ざっと経歴を綴ろうと思います。僕の事を何となく知ってる人でも、僕自身が実際どういう人か、あんまりどういう人か知らないんじゃないでしょうか。 奈良の東大寺学園高校という男子校に通っていた僕は、高校2年生の時に「なら国際映画祭」の学生向け映像ワークショップの募集を見つけました。退屈な学生生活を送っていた僕は