レースデータ解説 関西シクロクロス桂川ME1 2位

2024年2月4日に開催された関西シクロクロス桂川E1に出場してきました。
パワーメーターのデータも含めて全て記録していましたので、このnoteでは実際の走行データを見ながら解説していきたいと思います。
コースの走り方、レース中の動きや流れについても詳しく説明しています。

記事の最後にはウォーミングアップからレースまでの走行データのファイル(.fit)もダウンロードできるようにしていますので、注意事項をよく読んで同意していただける場合はダウンロードしてご自身のトレーニング等に活用してください。(今回、心拍数のデータも取れていますが、センサーのエラーか数値が少し怪しいので、心拍数に関しては目安としてお使いください。)

Youtubeの動画の方で、車載映像を見ながらのレースの振り返りやコースプロフィール紹介、公開できる範囲でデータの解説をしていますので、そちらも併せてご覧いただけるとわかりやすいと思います。(→後ほど公開予定です)

そして、このnoteはそのYoutube動画の内容より詳細な内容になっています。ぜひご覧ください。


コースの概要

まずはコースプロフィールからです。

関西シクロクロス公式ウェブサイトより

会場は京都市の桂川緑地久我橋東詰公園。河川敷に作られたコースはレースペースで走ると1周約6分程度で全体の標高差だけを見たらほぼ平坦です。前半は長い直線が連続していて踏んでいる時間が長く、後半はコーナーの連続で微妙なキャンバーがあり短く踏んで休んでを繰り返すようになっています。途中に普通の階段で言うと10段前後くらいにはなる高さの急坂があり、僕の脚力だとアウターでギリギリ登れるくらいの速度まで落とされます。(使用機材については記事後半で解説しています)
コースの直線路も普段は草で覆い尽くされているところを刈っているので、路面も重くボコボコしていてちゃんと踏むのが難しい印象です。心配していた雨は降らなかったのでほぼドライ。高速レースが予想されました。

1周の車載映像はこんな感じ。


レース全体を通して

ラップタイムと順位の推移

まずはラップタイムの推移から見てみましょう。

AJOCCのページより先頭2名のタップタイムを抜粋

ここから自分のラップタイムとタイム差を計算すると、

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