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2020年2月のアメリカ・イタリア・フランス出張旅行記 その2

さすが本場のスタバ

その1を書いた後に、撮った写真を見返していたら、1日目の夜にスタバに行ってたことを思い出した。

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夜の10時半にスタバに寄って、Green Chai Tea Latteを買った。日本もスタバが多いな、と思ったけど、NYのスタバの多さはその比じゃないレベルだった。少し歩けば必ずスタバに行き当たる。

アメリカのスタバでは、注文した時に名前を聞かれるんだけど、自分の「リョウヘイ」という名前は英語話者には馴染みがない音で絶対聞き返されるので、面倒だから「Rio」にしている。

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僕が行った時のアメリカのスタバには、カウンターにCOLD BREWのサーバーが備え付けであった。日本では見たことない気がする。少なくとも普通のスタバには。

日の出を求めて

海外に行った時は、やっぱりテンションが自然と上がっていて、朝早くおきて日の出をみようと普段日本ではしない早起きをしがち。
ましてやNYは時差ぼけが酷いので、2日目も朝起きて散策を開始。

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今回は、個人的な旅行じゃなくて会社の出張で行ってるから、そんなに観光もできないと思ってたから、各地についての下調べはほぼゼロで行ってた。だから、NYの観光名所とか地理的な関係とかも、その日にネットで調べたりしたくらい。

で、どうやら最新のNYの観光スポットでハドソンヤードの「Vessel」という建築物がカッコ良さそうだと思って、そこに向かって歩いた。

ホテルからVesselの方に向かって歩いていて何気ない街角の風景も、日本からきた人間にはやっぱり特別に見えてくる。

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古い建物が多いからかもしれないけど、結構多くの場所で補修工事が行われていた。立て直すんじゃなくて、今ある建物を直しながら使っていくっていう考え方なのかな。
歩いた道がちょっとメインストリートから1本外れたような道だったし、まだ多くの人が動き出す前だからか、人気があまりなかった。

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そしてやっぱり、あちらこちらにはグラフィティ。この頭にアルマジロが載ってるグラフィティは印象的だった。

想像してたマイナス何十度の世界ではなかったけど、それでも日の出前はNYは寒かった。上下ともにヒートテックを着てちょうどいいくらいだった。

ホテルから多分30、40分歩いてやっと目的地のVesselに到着。

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営業時間中は、このVesselの中に入れて、一番上まで歩いて登れて、上から見た景色がすごい幾何学的で綺麗らしいんだけど、この行った時は、まだ8時前くらいでオープンもしてなければ、周りにも警備員と掃除の人くらいしかいなかった。
でも、Vesselは単純に下から眺めてるだけでも、飽きない幾何学的模様を織りなす建物だった。

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さらに、この周りはThe High LineっていうNYの巨大再開発地区の一角なようで、すごい古い鉄道のレールがたまにあったりもした。

このHigh Line、ちゃんと調べておけば、もっと満喫できたかもしれないけど、行き当たりばったりなのも悪くはない。

Vesselに着いた時くらいが日の出の時間だったけど、Vesselから東方面は拝めないので、急いで東側が開けてるところまで移動。

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結局、マンハッタンの西側にいたから、地平線が見えるところなんて到底到着できなくて、なんとなく東側が開けてるところに到着。
確かここもHigh Lineの一部で、ペデストリアンデッキみたいになってて、そのデッキから眺めたところ。

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雨上がりで、あまり天気が良くなかったから快晴の日の出っていう感じじゃなかったけど、なんとか太陽は拝めた。

目的は果たしたから、ここからまたホテルに戻ることに。知らない街を歩く時は、来た道と違う道を選んで歩くのが面白い。

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ビルが高いから、通りによってはまだ太陽の光が差し込んでいないところもあって、ただ歩いているだけでも、面白い。

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そして、やっぱりキリスト教が根付いている国だから、普通に街中に立派な教会もある。この朝日で、中からステンドグラスを見たら綺麗だろうなぁと思ったけど、入れ口にはホームレスの人もいたし、扉も閉まってたので断念。

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途中には、TRUMP INTERNATIONAL HOTEL AND TOWERっていうビルもあって、これが「トランプタワーか」って思ったけど、あとで調べたらトランプタワーとは別物だった。

どちらにせよ、あのトランプ大統領の物件だけど。

あと、この日は日曜日の朝ということもあって、マルシェみたいなものも出てた。

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やっぱり、スーパーで買うよりこういうところで買った方が安いし、新鮮そうな感じがする。

いったん、ホテルに戻って朝食。ホテルに朝食が付いていたんだけど、その朝食が、こちら。

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飲み物とパン1つ。勝手な想像では、もっとビュッフェ的なものかと想像してたから、ちょっと残念。味は美味しかったけど。

この日になっても、やっぱりディレクターの体調は戻らず、高温が続いているとのことなので、この日も自由時間ということに。

MoMA / The Museum of Modern Art

となると、どこに行こうかと考えて、MoMAに行くことに。今回も歩いて行くことに。

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行く途中でApple Storeを発見。Apple Storeは、本当世界中どこにでもあるな。と言っても、今まで行ったことのある世界が、少ないけど。
そして、どの国のApple Storeも、一瞬でそれとわかるデザイン。このブランディングがAppleをAppleたらしめる一因なのかもね。

MoMAに着いて、美術館の中を見始める。海外の美術館って、基本的に写真撮影がOKだから、ついつい写真を撮ってしまう。
でも、日本のスマホだけシャッター音がなるようになってるから、こういう時にすごい恥ずかしい。

ここからiPhoneで撮ったいくつかの写真。

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このThe Jungle (La Jungla) / Wifredo Lamという作品は、見るまで知らなかったけど、一目見て惹かれた。

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OOF / Edward Ruscha
単純なOFFという文字だけだけど、バランス感が好きなやつ。でも、日本人が見ると、どうしても「BOOK OFF」を思い出しちゃう。

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有名なAndy Warholのスープ缶も生で見れた。

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ルソーの夢も、生で見れて感動した一つ。絵具の質感とかは、やっぱり生で見ないと分からないし、こんなところにこんな動物がいたんだ、とか色んな発見があった。

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ゴッホのこの絵もあった。思ったより小さな絵だったけど、あまり人もいなくてゆっくり見れて最高な時間をMoMAで過ごした。

全部見終わったのが、3時過ぎくらいで、朝からあのパンしか食べてなかったのでお腹が減ってた。近くのイタリアンのファーストフードみたいなことろで、軽くパスタを食べて腹ごしらえ。

その後は、街中をブラブラ。路上でドラマーの人がパフォーマンスをしてて、それに合わせて聞いてる人が踊り始めたりして、そういうのを見ると、やっぱり文化が違うっていうのは、大きいなーと実感。

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街中では、こんなトラックも見かけた。NYでは、マリファナが合法になったとのことで、たまに匂いがしてきたりした。

僕は、興味がないので、全然そそられないけど・・・・・・。

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この時は、ちょうどNBAのKobe Bryantがなくなった直後だったので、NYの街中にもいくつか追悼の広告などがあった。全然NBAに詳しくないので、影響力も知らなかったけど、前日に行ったタイムズスクエアでも大きく出てたし、いろんなところで写真が飾ってあったりしたので、その影響力を現地で感じた。

この日は、確か夜はホテルの近くのサラダ屋さんみたいなところで、サラダをテイクアウトして部屋で食べたような。

あと、ホテルの部屋の火災報知器が電池切れか何かで、定期的にピーピーなっててうるさかったから、カウンターに伝えに行ったら、「OK、スタッフを行かせるよ」と言われたんだけど、結構待っても来ず。もう1回行って、部屋を変えてもらうことにした。

一日中歩き回ったのと、時差ぼけから抜け出せず、体調は良く分からない感じだった。

ホテルに帰ってきても、ディレクターの体調は回復してなく、3日目も厳しそうな気配。元々3日目はNYの街中の風景を撮る予定だったので、それを4日目にずらすことにした。

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