見出し画像

2年目に向けて「Betterならやる」「楽天を使い倒す」「当たり前に立ち返る」

年度末ということで、これまでやったこと、出来たこと、課題、強み、弱み、変わったこと、変わらないこと、今後…などなど様々なテーマに関して考える時間を取ってきた。そのうち幾つかは公開したものもあれば、そうでないものあるけれど。
 
今回は、一連の「リトル宮本と向き合う時間」を終えたうえで、そこから思う「このタイミングだからこそ大事にしていきたいこと」を、来年度の自分をモチベートする意味も込めて記していく。(ここ最近公開したものは、完全に自分向けに書いていたものだったので、、、)
 
【Betterならやる】
ちょっと英語を使って書いてるけど、要するに、普段生活しているときに「これやったほうがいんだろうな」って思ったことを実行に移すことは大事だよねってこと。業務として「これやったらチームにとっていいな」ってことはもちろんだけど、フロアに落ちてるゴミに気が付いたら拾うとか、駅で重そうな荷物を持ってる方がいたら手伝うとか、普段生活してるなかで思う「やるといいな」ってことはたくさんあると思う。あと、「やったほうが面白いな」ってことや「やったらなにか起きるかな」ってことも大事にしたい。例えば、「この人の話を聞けたら面白いな」って人に対してとりあえずDM送ってみるとか、「いつもはこっちの道を通るけど今日はあっちの道を通ってみよう」とか。要するに、頭の中に浮かんだ思いつきを小さな行動に移してみるってことかな。
 
ちなみに余談だけど、今年度一番悔しかったことがある。
それはチームのZoomで顔を出さなくなったこと。チーム内で朝礼や共有会みたいなものがあるんだけど、数十人くらい入ってるZoomで誰も顔を出さないことに違和感を感じて、一人だけカメラオンにしていた時期がある。というのも、今いるチームには10月に異動してきたんだけど、それまで在籍していたチームでは自分の提案で顔を出すことが普通になっていて、相手の話に合わせてリアクションを取れていたし、話す側も相手の反応を見て話を進めることが出来ていた。想像に易いと思うけど、誰もカメラをオンにしていない画面に向かって話し続けるのは気分が上がらないし、せっかく相手が話してくれてるのにリアクションを示せないなんてお互い良いことないのにな、、、と思っていた。だから、異動後も顔を出して、たまに「みなさんも出しましょ」的なことを言ってたんだけど、結局一人だけずっとカメラをオンにしてることが馬鹿らしい&恥ずかしくなって1ヶ月半くらいしてやめちった。まぁ、だからなにって話ではあるんだけど。今思えば、当時は異動してきたばかりで、直接関わりのある人の方が少ない状況だったから、仕方ない部分はあるんだろうけど。それでも、人を巻き込めず、自分の意思に反して周りに合わせてしまうことに大きな悔しさと憤りを感じた。
「物事を誰が言ったか」って、本質的じゃないけど実際は往々にして起こる話だとは思ってて、人間だからコミュニティのなかで信頼を獲得できてる人が言うことは「なるほどな」「あいつが言ってるなら」ってなる部分はやっぱりある。そういう意味でも、「亮平が言ってるならやってみようか」って思ってもらえるように、自分が正しいと思ったことを貫くこと、その貫く自信を持てるだけの努力をし続けること、そして行動で示し続けることってやっぱり大事なんだなと思った、っていう余談。
 
【楽天を使い倒す】
これはシリコンバレーに留学していたときに、現地のパナソニックで新規事業を立ち上げていた知り合いの方が「パナソニックを使い倒す」と話していたものを、ずっと良いなって思ってたこと。日系大手に務めながらアメリカでの挑戦を続けているその方は、社会人としてのロールモデルの一人なんだけど、僕自身も楽天でそうありたいと思っている。モバイル事業という、今の楽天だからこそできる事業に大義を感じて、そこでの経験やそこでの出会いに徹底的にコミットする。また、楽天の名前にお世話になるところはお世話になって、会社の提供してくれる勉強機会や制度も使えるだけ使って。先日も書いたけど、日本を代表する経営者の話をこんな間近に頻繁に聞ける環境って、これだけの大企業になってくると皆無だと思う。しかも、これだけいろんな事業があって、社内のメッセージアプリ一つで誰にでも連絡が取れる。少しの緊張や恥ずかしさを超えた先にこれだけのチャンスが転がっている恵まれた環境を改めて認識しながら、その中で自分ができることを必死に大きくしていく。
 
【当たり前に立ち返る】
さっき、明日から社会人になる弟とめちゃめちゃ久しぶりに再開した。お酒を飲みながら、中高生の頃の話や、家族や親戚のこと、お互いのお互いに対する認識、性格や価値観の話など、割と初めてなんじゃないかと思うくらい深い話をいくつもした。そして、帰りの電車に揺られながら色々考えさせられたわけなんだけど。両親の職業柄、コロナ渦で帰省ができない期間がずっと続いてて、離れて暮らす弟ともしばらく会えなかった。でも、久しぶりに再開して、こうして二人とも元気にご飯を食べられてるって本当に幸せだなと感じた。
2020年度は、多くの人が何度もこの「当たり前のありがたさを感じる」みたいな言葉を聞いたことかと思う。だけど、このタイミングで改めて、当たり前に立ち返りその重要性を再認識したい。
うちの会社にはいろんな形態の従業員がいる。毎朝デスク周りの清掃ついでに挨拶をしてくれるおいちゃん、うんち直後の個室に果敢に飛び込むトイレ掃除のおばちゃん、弁当を渡しれくれる陽気なフィリピン人のおばちゃん。そういう人たちがいつもサポートしてくださるおかげで、自分たちは日頃の業務にあたれるわけで。実業務においても、営業先に交渉に向かう同期、後工程をまとめてくれるおいちゃん、手続き周りとかの諸々面倒な仕事を回しれくれるおいちゃんなどなど、いろんな方の関わりの中で自分の業務が成り立ってるわけで。普段仕事をしていたり、特になにかに追われてたりすると、ついついそういう人たちへの感謝の気持ちを忘れがちで、自分中心でしか物事を見れなくなりがちだけど。自分に関わるすべての人に愛情を持って接することって本当に大事だと思う。
また、人に対してだけじゃなくても、普段の業務や生活のなかで「当たり前のことを当たり前にする」って本当に難しい。「ホウレンソウをこまめにしなさい」「相手がほしい情報を結論ファーストで伝えなさい」「わかりやすく文章を書きなさい」などなど一見簡単そうなことを当たり前にできてる人って少ない。さらに言うとC向けのサービスを提供する弊社において、まだまだ課題の多い楽天モバイルを使ってくださるユーザーの方がこれだけいること、そしてそのユーザーが顔のわかる知り合いとして周りに存在してて、その人たちの反応をダイレクトに知れること。最近は、このありがたさをふとした瞬間に思い出してハッとさせられるし、そういう方の顔を思い浮かべると、退勤間近にいきなり超絶ヘビーなタスクが降ってきても「ああああ頑張んなきゃ」って思えたりする。まぁ要するに、盲目になりがちな「当たり前」を定期的に認識して、感謝するなりモチベーション源にするなり、大事にしていきたいねってこと。
 
とまぁ、お酒が入った状態でつらつら文章を綴ってきたけれども、あと1時間もすれば2年目が始まるわけで。まぁ、特に何が変わるってわけでもないんだけども。それでも、学生時代と比べて節目節目が希薄化していくなかで、自分のなかで定期的に振り返りの時間を設けて、「よくやった自分」と自分を労い、今後に向けて「明日からも頑張ろう自分」自分を鼓舞する、そんな時間を作ることは大事だなと思うわけで。一年前の今日、新しく始まる社会人生活に心踊らせていた自分を思い出して、明日からまた一日一日を精一杯過ごしていく。
 
ではでは、2年目も頑張ろう俺。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?