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幸せとは何か

こんにちは。
今回は「ユダヤ人大富豪の教え」本田健(大和書房)を読んで思ったことを独断と偏見で書き綴っていきたいと思います。


自分が好きな事を仕事にする

好きな事を仕事にする

自分は幸せか?幸福度は高いか?
皆さんはこのような問いに対してどのように答えるでしょうか?

幸せかと言われたら、幸せではない。
幸福度はそんなに高いわけではない…。

このように答える人が多いと思います。

ではどうしたら幸福度の高い人生を過ごす事ができるのでしょうか?

結論から言えば、
幸せな人生を過ごしたいのであれば、好きな事を仕事にするのが一番です。

理由は二つあり、
一つ目は、やはり人間、好きなことをした方が幸福度が高くなるからです。

二つ目は人間は、好きな事を一生懸命やっている人の姿に魅了されるからです。
好きな仕事をしている自分も幸せなうえに、自分のことを魅力的に見てくれる人もいます。

例えば、和食を通して、食の魅力を伝えたい、そのために一生懸命料理をし、それにやりがいを感じている料理人と、
料理なんかしたくないけど、とりあえず料理人という仕事をしている人、

どちらが魅力的に見えますか?どちらの料理を食べてみたいですか?

絶対に前者ですよね。
自分の好きな料理を作る事でお金をもらい、
それに加えて、その自分の姿に魅力を感じてもらう。

料理人とお客さん、お互いにとって幸せですよね。

このように自分の好きな事を仕事にする。これこそ、幸せな人生を生きるために必要な事です。


「好きではないけど、待遇が良いから、仕事をする。」
「家族ができたから、好きではないけど、仕事をする。」
私は現在大学生ですが、このような人生について少し疑問を持っています。
現実を知らない、世間知らずな大学生が何を言っているんだ!と言われそうですが・・・


下記の表ご覧ください。

・好きな事をやってお金がたくさんある=これは最高の人生ですよね

・好きな事をやってお金がない=好きな事をやって生活はできているので、幸せですよね

・嫌いな事をやってお金がある=お金はあるので、まあまあかなって感じですよね

・嫌いな事をやってお金がない=この人生は嫌ですよね

上の表を見て、嫌いな事をやってお金がない人生を選ぶ人がいるのでしょうか?

おそらくいないと思います。

しかし・・・皆さんの人生はどうでしょうか?
表でいうところの、嫌な人生になっていないでしょうか?

仕事が人生の3分の1を占める

嫌な仕事をするのあれば、人生の3分の1が嫌な時間になることになります。
多くの人が8時間労働だと仮定すると、24時間÷8で
なんと、人生の3分の1の時間も私たちは労働していることになります。
これに残業時間、通勤時間などを加味したら、これよりも多く出るかもしれません。

人生のおそよ3分の1とは言っていますが、実際には人生の半分以上は労働時間だという風に私は捉えています。

というのも、睡眠時間が6~8時間だと仮定するなら、この時間は寝ていて、考える行為や何か行動することができないです。
そのため、人が何かアクションを起こすことができる時間は一日当たり16時間、そのうちの8時間以上は労働時間なので、
体感としては人生の半分以上は働いていると言えます。

つまり前章で述べたように、嫌な仕事をするということは、体感としては人生の半分以上を時間が嫌な時間になるということです。

感情をコントロールする

感情にコントロールされたら人生の終わり

うれしい、悲しい、楽しい、嫌だ、おいしい、面白い、うざい、気持ち悪い、怖いなど
人にはその時その時に感情があります。

しかし、人生を幸せに過ごすためには、その場の感情に流されるのではなく、感情をうまく自分自身でコントロールしなければいけません。

例えば、焦っているとき (時間がないとか、イレギュラーが発生したとか、ミスしてしまったとか)
こういった時には、忘れ物をしたり、口調が強くなってしまったり、イライラしてしまったり、相手に失礼なことをしてしまったり、他人任せになってしまったり、保身に走ってしまったりします。

これもすべて感情的になってしまっているからです。

不倫をする人もそうではないでしょうか。

結婚をしているのにも関わらず、女性と肉体関係を持ってしまう男性がいます。
どれだけ素敵なパートナーと結婚していても、
エロティックな、セクシーで、ビジュアル抜群の女性が言い寄ってきたらと、
コロッとホテルに行く男性がいます。

不倫はだめだとわかっていても・・・

一発ヤリたいという感情には勝てないのかもしれませんね。

このように人は一時的な感情に任せて行動してしまいがちです。
しかし、大切なことは、感情にコントロールされるのではなく、感情をコントロールすることです。

感情的にならない

人生思い通りにいかない。
自分がやったことに対して、他人は応えてくれない。
自分が思い描いていたビジョンと現実にギャップがある・・・

誰もが、一度はこのような思いをしたのではないだろうか。
しかし、自分の思い通りにならなくても、感情的になってはいけません。

仏教の考え方の中に「一切皆苦」(いっさいかいく)というものがあります。
これは人生思い通りにならないということです。

数千年前から、私たちの先輩は
「人生思い通りにいかないぞ」という、この世の真理を理解していたのです。

それにも関わらず、私たちは少しの出来事で感情的になり、行動してしまします。

感情的にならないためにも、「一切皆苦」という言葉を心の中に留めておいていいのではないでしょか。

人生思い通りにいかないからこそ、感情的になってはいけません。
また、自分が置かれた状況を理解し、そこで一生懸命に取り組むことが大切です。

私の好きな言葉でこのようなものがあります。
「人生で大切なことは、正解を探すのではなく、自分の決断を正解にすること」
そのためにも、一喜一憂するのではなく、しっかりと自分の感情をコントロールし、自分が今いる環境で一生懸命頑張ることが大切です。

感謝の気持ちを持ち続ける

感謝の気持ちを持ち、人を大切にする

私たちは日本に生まれました。
もし日本ではなく、最貧困国に生まれていたら、
もし紛争中の国に生まれていたら、
もし何かの発達障害がある状態で生まれていたら、
もし、足が無い状態で生まれたら、
もし、戦時中に生まれたら・・・

私たちは偶然、親、地元、友達などとご縁がありました。
平和な国にいる。教育がしっかりとしている国にいる。衛生状態が良い国にいる。勉強できる国にいる。

当たり前に思えることが当たり前ではない。
世界にはこれが当たり前ではない人達がいます。

私たちはそれを理解したうえで、生活しなければいけないです。
本当に感謝しなければいけないです。

皆さんは、「世界の果ての通学路」という映画を見たことがあるでしょうか。

これは私は「教育社会学」(教職の科目)の授業で見た映画なのですが、
私たちがいかに恵まれているかを考えされられます。

この映画は4時間かけて、通学するケニアの子どもや、
(通学中に象や野生動物がいてとても危険)
半日掛けで、砂漠地帯を超えて通学するモロッコの少女、
アルゼンチンやインドの子どもたちの通学を撮影した
ドキュメンタリー映画です。

夢を叶えるため、何時間もかけ、命がけで勉強する。
そんな子供の姿に感動しました。
また、私たちがどれだけ恵まれているのか、
そしてしっかりと感謝して生きなければいけないなと強く感じされられる映画です。

まとめ

いかかでしたか。
今回は「ユダヤ人大富豪の教え」本田健(大和書房)を読んで思ったことを独断と偏見で書き綴りました。

この本は、お金を稼ぐ方法が書かれていると思われがちですが、幸せになるための方法が書かれています。
(お金の使い方なども書かれいます)

皆さんも、好きな事を仕事にする、感情に左右されない、感謝の気持ちをもって生活してみてはいかかでしょうか。

以上です。ありがとうございました。




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