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Coupe du Japon 菖蒲谷 XCO レースレポート

今回はXCCに引き続きXCOも出場させて頂きました!2日間連続レースは多分小学生以来?だと思います。XCCは昨年の10月末のアジア選手権以来、約半年振りのレースだったのでかなりハードで苦しいレースでした🥵🥵


使用機材

メインスポンサー 株式会社フカヤ様


フレーム
ROCKYMOUNTAIN ELEMENT CARBON

ジャージ
PEARLIZUMI ORDER WEAR

ヘルメット
SMITH NETWORK 

サングラス
SMITH WILDCAT 

シューズ
QUOC GRAN TOURER XC

↑使用機材の方も是非チェックしてみて下さい🙏🏻

レース前日

レース前日はXCCと同タイミングでの試走時間。初のコースでしたがXCC,XCO共に3周で試走を切り上げました。コースの方は北壁以外は特に斜度のキツイ区間はありませんでしたが、登り返しが多いので、登り返し手前の下りの勢いの付け方が無駄脚を使わないキーポイント🔑になると思いました。登り返しはチームメイトの昂太と共に要チェック✅ 反復練習を行いながらキメ細かくラインを確認しました。またレコードラインだけでなく、回避ラインも走行しあらゆる状況に対応出来るように準備を万端にしました👍 ダウンヒルセクションは所々、キャンバーになっており土質がサラサラしていて、ハンドリングやラインミスをした場合は浮砂でスリップするような路面😜 この区間も入念にチェック。雨が降ったらヤバイだろうな〜と思いレース当日の天気を調べてみるとは雨予報😇 

↑XCCの様子 📸高野さん

XCC終了後 


XCC終了後はレースで下がった血糖値をもとに戻すためにコーラを飲みました。また翌日にXCOを控えていたので入念にクールダウンを行いました🚵‍♀
30分ほど脚を軽く回した後はプロテインを飲んで車でゆっくり?ぐったり?していました😇😂 久し振りのレースのせいか、疲労感というか…倦怠感というか…凄い身体がダルかったです😵 翌日のXCO、今シーズンに向けて良い刺激が入ったと思えば👍 と思い込みたかったのですが、酸欠、疲労感は誤魔化せず😂 想像以上に身体がダルく、頭痛が酷かったので早めに会場を後にしてご飯を食べてホテルへ向かう事に🚗 昼はお寿司を食べました!🍣 青魚を中心に栄養を摂るようにしました✨ 寿司を食べたら少し頭痛が治って元気になりました💪 ホテルにチェックインして3時間ほどゆっくりしてから夕飯を食べて、マッサージへ行ってから就寝🌛



XCO当日


8時間30分ほど寝れて前日XCCの疲れもほとんど取れていました。朝食を食べてから11時前に会場に着きました。ですが、予報通り生憎の雨☔ コースコンディションが気になり… コースを見に行くとドロドロ。めっちゃスリッピーなコースと化していました…ここまで荒れるともはや最高です🤣
レインコンディションなのでスピードレンジがかなり落ちると予想したので、タイヤの空気圧をフロント0.9bar リアを1.1bar にセッティング。もともとパンクリスクのある箇所がなかったので低めの設定でしたが、ここまでエアーを落としたのは初めてです、、 またタイヤのみならず前後のサスペンションのリバウンドを遅くしサスペンションでもグリップマネジメントを出来るようにしました👍 可能なバイクセッティングは施したので後はコース上で「グリップしてくれ」と祈るだけです🤞🏻
レース1時間前からアップを開始。気温が低いので入念にアップを行いました。アップは雨が降っていたので "PEARLIZUMI スケルトンレインジャケット" を着用して行いました!↓

↑このレインジャケットは雨の練習でも重宝しており防水はもちろん上半身のホールド感も非常に良く、雨でもストレスなく自転車に乗れます🚵‍♀

レーススタート


↑📸伊東さん

周回数は雨の影響で1周減の全6周回。
スタートグリッドが5列目だった為、集団内に埋もれてしまいました… しかしシングルトラックの登りやレインコンディションで荒れたダウンヒル区間を攻めて、1周目中盤で7位の位置へ。前2人の先輩方(鈴木来人さん、宮津旭さん)と共にパックとなりレースを進めて行きました。

↑1周目の北壁 📸高野さん


ポジションアップに脚を使ってしまったせいか、1周目後半の登坂区間でパックから外れてしまいましたが、レインコンディションをドライタイヤで攻め何とかパックに合流。2周目に入ると宮津さんのジープ路のペースアップに着いていく事が出来ず離されてしまいました、、ここでまたしても7位となり単独走行。2周目、最初のダウンヒル区間に入る前にチェーンが落ちてしまいました😂 大幅にタイムロスはしなかったものの、前の視界に選手が見えなくなるのは精神的に良くないので焦りに焦り、ダウンヒル区間でタイムを詰める為に攻めるも、またチェーン落ち😅 取り敢えず落ち着く事に。ここ数年、ここまでのレインコンディションは経験がないのでイマイチ雨の攻め方が分からない… 考えてもしょうがないので攻めるだけ攻めて行きました。一心不乱に攻めまくり何とか3周目に入る頃には6位へポジションアップ。単独で追走して行きました💪

 

何となく前の選手とのタイムギャップは縮んで居る様な感じ。3周目またしても2周目と同じところでチェーン落ち。追走を開始してから良いリズムで走れていたので、このチェーン落ちはかなり痛かった😫 早急に直し再び追走開始、またしてもポジションを7位に落としたのでフルパワーで前を追いかけ、6位へ。XCCより確認に良い感覚で走れていたので、身体はキツかったのですが凄く楽しく走れていました😁 そして4周目。チェーン落ちに注意しながらレースを進めて行きました。ここまでは登り、下りともに凄く良い感覚で走れていました!しかしダウンヒルセクションでレコードラインを外したのでライン変更の為、ジャンプでラインを変更したらチェーン落ち😭 チェーン落ちにはすぐに気づきましたが、ダウンヒル区間が続くところまで下り平坦基調のジープ路で直す事に。このチェーン落ちがかなり厄介で…😭 何度チェーンを付けても外れる…… 原因はチェーンリングやチェーンに付着した砂や泥の影響でチェーンとチェーンリングが噛み合わなくなっている状態に、、、ボトルに入っている水でチェーンリングを洗い砂や泥を洗い流し復帰して走行。ポジションは7位に落ちた上に8位の選手がすぐ後ろまできている状況。上手く行かない自分へのフラストレーションがかなり溜まってしまいましたが、レースに集中し続けました。

周回を重ねる毎にコースも荒れていきドライタイヤではもう対応出来ない状態に😅 だからと言って諦める訳には行かないので、攻めれるタイヤの限界を探りながら走りました。そしてラスト2周回の5周目へ。ドライタイヤを選択したのが裏目に出て何度かクラッシュをしてしまいました。その影響で6位の選手を追走する事は出来ず、8位の選手にマークされる形に。

何とか登坂区間で数秒8位の選手からタイムギャップを得るが、油断やミスは許されない緊張感の高い状況。そしてラストラップへ。ここまで来たらあと1周。自分の持てる力全て出し尽きそうと思い見えない6位の選手を追い続ける。しかしタイヤの選択ミスのせいか、ウエットコンディションで周回を重ねる毎に荒れたコースも序盤のように走れない。何度かクラッシュしてしまい再び8位の選手に追いつかれてしまう。ダウンヒル区間で失ったタイムギャップを再び登坂区間で巻き戻した。ドロッパーシートポストを下げてダウンヒル区間を走ると攻めすぎてしまうので、最終周回はバイクトラブルの誘発を防ぐため、ドロッパーシートポストは下げずに安全マージンでダウンヒル区間を走る事に。そのお陰か前周回でチェーン落ちしていた区間もノントラブルで走り抜けられた。そして北壁を前に6位の選手をパスして順位を上げる。それも束の間、北壁直前で抜き返されてしまう。また、北壁でラインを外してしまい降車した結果6位の選手とのタイムギャップを許してしまい、8位の選手には追いつかれてしまう始末😫 最低限ポジションは維持したい、という思いからダウンヒル区間は安全マージンで走り、最後のダウンヒル区間前のジープ路は全開で踏み何とか順位は維持出来た。しかしこの最後のダウンヒルセクションを終えるとスタートゲートまで200mほどジープ路がある。油断は出来ないので後ろを振り返る事なくジープ路に進入し全力でスプリント。何とか7位でゴール出来た。

レースを振り返って

今回のレースは正直自分の期待していた結果からは遠く離れ、ほろ苦い結果となってしまいました。だが初のエリートレースは収穫が多く、とても楽しい2日間でした。1日目XCCでは僅かの間ではあるが、日本のトップエリートの選手の後ろで走れた事でトップエリート選手のスピード感を実際に体感出来ました。これは次回のレースに向けてトレーニングを行う中で大変参考になるものだと思います✌🏻 また2日目XCOではウエットコンディションにおけるトラブルを起こさないための走り方を学び、トップ選手からペースの刻み方の違いやタイムギャップを得る方法を学べました。本当に学べる事が多く、レースが終わってから3日が経過した今、どうやったらトップ選手に追いつけるのか?考えながら過ごせている日々が本当に楽しいです😁 次回に向けてしっかりトレーニングを積んでいきます💪 引き続き応援宜しくお願いします!🙏🏻🙇🏻


ご精読ありがとうございました!


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