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もしかして:アダルトチルドレン

懺悔:締切9時間前の案件、クライアントにきちんとど真ん中ストレートでボールを投げた結果ボールが返ってこず時間が空いた、出来ることが無いのに刻一刻と〆が迫るとてもナイーブな状態で書いています。

今まで全然してこなかったのに、最近よく作業通話をしてもらう人がいる。少人数(もしくはサシ)が故に話しやすく、自己開示や悩み事の共有をさせてもらう。人生の先輩だからこそ、話しやすいのもある。

その時にふと言われた、「リョーガ君って、アダルトチルドレンみがあるよね」

ん、アダルトチルドレンってなんだろ。言葉を聞いた事はあるけど意味までは知らなかった。

アダルトチルドレン(AC)とは、親や養育者との関係で虐待やネグレクト、家族間に不仲があり、育つ中で自分の感情との折り合いがつけにくい、対人関係での距離感が適切に取るのが苦手などの、「生きづらさを抱えて生きる人」を意味します。

アダルトチルドレンとは?原因~症状と回復に向けてやるべきこと 資格のキャリカレ

ふむ。もしかしなくても自分はこれに該当するのかもしれないなぁ。と考え始め、サイトを巡っていると簡易的なチェックシートがあった。ADHDの簡易チェック的なやつだ。

12点以上だとアダルトチルドレンの可能性が高いらしい。さて自分は。

脅威のダブルスコア

これはもう可能性が高いとかではなく、そうなんだろうなぁ。先に断っておくが、家族から暴力などの虐待を受けていたということは無い。せいぜい数回ゲンコツが飛んできたくらい。

アダルトチルドレンの6つのタイプ

感じたことは後述するとして、アダルトチルドレンには6つのタイプが存在すると言われている。

  1. ヒーロー(英雄)

    勉強やスポーツで良い成績や評価をもらうことを第一としています。
    しっかり者、頑張り屋さんというように見られることがありますが、そうした努力は自身のためではなく親の期待に応えるために、もしくは家族の雰囲気を悪くしないための防衛的で、後ろ向きな意味合いがあります。

  2. スケープゴート(生贄)

    ヒーローとは全く反対に、問題行動を起こしたり、過剰に低い成績を取ったりして、家族の中で悪者や問題児の立場を引き受けます。家族の憎しみや怒りや不満、鬱憤を一人で引き受け、そのことにより家族のバランスを取ろうとしているのです。家族の中のゴミ箱的な役割とも言えます。

  3. ロストワン(いない子)

    家族の中での存在を消し、いない子どもとして、生まれてこなかった子どもとして家族との関係を断ち、ひっそりと気配を感じさせずに生きていこうとします。

  4. ケアテイカー(世話役)

    献身的に家族の世話をし、愚痴を聞き、支えることを過剰なまでに行います。それは自己犠牲的であり、自虐的でもあります。

  5. ピエロ(道化師、クラウン)

    家族の暗い雰囲気を回避するために、おどけたり、おちゃらけたり、冗談を言ったり、面白いことを言って笑わせたりして明るい雰囲気を作ろうとします。
    ひょうきんで明るい性格に一見すると見えますが、過度に雰囲気を読み取り、人の表情を伺い、どうすれば険悪なムードにならないかと常にビクビクしていたりします。

  6. イネイブラー

    イネイブラーはケアテイカーとやや似ています。ケアテイカーと同じように、自己犠牲的で、献身的に尽くします。
    イネイブラーでは献身的に尽くしますが、その尽くし方が相手のためにならない尽くし方をします。例えば、アルコール依存症の人にために、アルコールをせっせと用意するなどです。相手の依存を助長するような尽くし方をするため、相手がさらにダメになっていきます。

おそらく、自分はこの中の4番目、ケアテイカーの色が強いのだと思う。高校の頃に先輩から「お前、自己犠牲が強すぎるんよ。いい事だけど過剰なのは自分にとって悪いことやぞ。」と怒られた事もある。上手いこと今の仕事に繋げられている気もするので、別にいいんだけども。アルコールアレルギーも相まって飲み会とかに滅多に行かないので、そういう点では生きづらさはあるよなぁ。

たぶん、これも。

だいぶ前に書いた記事にもあるように、虐待こそ受けてないけど家族との関係はこれを境にだいぶギクシャクしている。

そして、少人数の場でよく話す「自分の自尊心の低さ」、これもアダルトチルドレンの特徴に当てはまっている。今考えると「直接的な愛情」、いわゆる褒められたり受け入れられたり、というものはあまり受けずに「間接的な愛情」、謎に年末ジョージア来たりとか分かりづらい受け方を昔からしていたんだろうなと。

アダルトチルドレンの影響を受けるのは、思春期以降といわれており、もっと顕著にあらわれるのは、20代半ばにさしかかってからと考えられています。社会に出て、「自分が思うように生きたい」という気持ちと、自尊心の低さからくる感情との間に差異が生まれ、アダルトチルドレンの影響を大きく受けるようになります。

まさに今からもっと生きづらさ感じるの…?とちょっと萎えモードに入ってしまった。

結局はさ

「親は選べない」それはもちろんそうだし、だから親ガチャなんて言葉が存在してるんだけども。それでも自分は「自分がどう受け止めてどう生きるか」と考えてしまうので、アダルトチルドレンって親に責任や思考を擦り付けて安心している他責の言葉になっちゃってんじゃないかなぁって考えてしまう。
もちろん、言葉の意味を知った事で気持ちが軽くなった事は間違いない。ADHD気質だった人が実際に診断を受けて原因がわかったから気持ちが軽くなったのと同じ。

でも上手いこと生きていけている

そう、この言葉を知っても知らなくても今は「自分はこういう人間で、」という話をジョージアに来てから話せる方法や知り合いができた。自分の人生は今上手くいっていると思っているし、今まだあった事がなくても、自分がやった仕事に感謝してくれる人がいる。今まで認められてこなかった頑張りが認められる環境に変わった。

それだけで今、楽しい。


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