ヘッジファンドとカストディの関係性
ふじです~
みなさん、「カストディ」という言葉を聞いたことがありますか?
カストディとは?
カストディとは「保管」を意味し、機関投資家(ファンドなど)の代わりに有価証券の保管や管理を行う業務のことを指します。
また、このカストディ業務を行う機関のことをカストディアンといいます。
引用:三井住友信託銀行
ファンドの運用会社は、投資家から預かった資金の保管業務をカストディアンにお任せすることで、
・保管コストの削減
・運用業務への集中
が、できるといったメリットを享受できます。
また、運用会社がカストディアンを利用することで、運用会社が倒産したとしても顧客からの預かり資産自体はカストディアンに保管(分別管理)してあり保護される点で安心ですよね。
有名カストディアン
カストディアンにも世界規模でカストディ業務を行う「グローバルカストディアン」と限定された地域でカストディ業務を行う「サブカストディアン」に別れています。
(グローバルカストディアン一例)
・ステート・ストリート 信託銀行
・JPモルガン・チェース
・シティグループ
・三井住友信託銀行
(サブカストディアン一例)
・日本トラスティ・サービス信託銀行
・日本マスタートラスト信託銀行
ファンド投資の際には資産の管理方法もチェック
実際にファンドに投資する際は、ファンドの資金管理方法やカストディを利用している場合はどこのカストディサービスを利用しているのかは知っておけると良いですね。
ファンドの運用にはカストディアン以外にも複数の外部機関が関わっており、次回以降シリーズ化して紹介するので是非興味のある方は続けてチェックしてみてください。
■ふじのツイッター(@gkrR2OJjsvN7M9P)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?