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#1 一律値上げはNG!? 稼働率を下げずに値上げをする方法

今回は
「稼働率を下げずに値上げをする方法3選」
について解説していきます。

\本記事を動画でご紹介/

まずはじめに…

近年の光熱費、仕入れ、人件費等の高騰により、
多くのお宿さんが値上げを検討されているかと思います。
しかし「値上げしたとして、予約数が減ってしまうのではないか」と
不安に思うお宿さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、
そのリスクをできる限り回避しつつ値上げを行う方法をご紹介します。
実際にこの方法を取り入れ売上を伸ばしているお宿さんも多い方法なので、
ぜひ最後までご覧ください。


方法①:日曜・金曜・祝日の値上げ

もしこれをまだ実践されていないお宿さんは、
まず最初に検討していただきたい内容です。

特にリゾートエリアのお宿さんの傾向として、
稼働率の高さは曜日別で
1:土曜日
2:金曜・日曜
3:月曜〜木曜
という順番になります。

ですが、
「土曜日以外の日曜〜金曜は全て同じ平日料金」
というお宿さんが非常に多く見受けられます。

そこでまず検討していただきたいのが、
日曜・金曜・祝日の値上げです。

値上げ幅としては、客単価500円〜1000円の値上げ幅が良いです。
「月曜〜木曜よりも少し高いけど、土曜日ほど高くない」
という価格設定となります。

ここでよく、
「今でさえ日曜・金曜・祝日はなかなか満室にならないのに、値上げしたら余計満室にならないのでは…?」と懸念される方もいらっしゃいます。

しかし
「満室にはならなかったとしても、稼働率が変わらないければ…?」
客室数にもよりますが、最低でも年間で数十万の粗利、手残りが増えます。
旅縁のご契約施設様でも多くの施設様がこの方法を実践しましたが、
値上げ前とほぼ稼働率が変わることはありませんでした。

方法②:土曜・連休の値上げ

考え方としては
「需要がある日程の売上最大化」です。

特に検討していただきたいお宿さんとしては、
土曜・連休の稼働率が80%以上のお宿さんです。

満室というのは見方を変えると
「予約できなかった人がいる、機会損失」
でもあります。

言い換えると
「もっと金額が高くても予約したかった人がいたかもしれない」
と考えられるということです。

土曜・GW・お盆・年末年始・三連休などは基本満室というお宿さんは
同エリアの競合施設の価格とも見比べながら、
ぜひ値上げの検討をしてみてください。

方法③:子供料金の値上げ

意外と見落としがちで料金改定のメスが入らないのが
この「子供料金」です。

お子様連れの予約に絞った値上げなので、
値上げ時の予約数減少リスクが低いです。

数年間子供料金が変わっていないというお宿さんは、
ぜひ一度ご検討してみてください。

同エリアの競合施設の子供料金の調べ方については、
この記事の上部にある動画でもご紹介していますので
そちらも参考にてみてください。

今回のまとめ

いかがだったでしょうか。
今回は「稼働率を下げずに値上げをする方法3選」
お伝えしました。

私たち旅縁も
「値上げをしたいんだけど、どう値上げをすれば良いか分からず不安…」
というご相談を多くいただきます。

もちろん場合によっては、
全プランの一律値上げや大幅な価格改定が必要なときもありますが、
今回のように部分的な値上げという方法をとること
「今の価格帯で予約してくれていたお客様が離れる」
というリスクは減らすことができます。

このように旅縁では、
全国数百件のホテル・旅館さんとご一緒してきた経験を活かし、
これまで成果のあった具体的な施策やノウハウをご紹介しています。

そして旅縁ではお宿さんの集客に関する無料相談も受付中です。
お気軽にお問い合わせください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。


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