バカみたいに「固有名詞」を使いまくるな!!
固有名詞。
作家としては作っていて楽しいものだ。
キャラクターの名前、必殺技。
国や土地の名称であったり、
魔法や科学などの技術など。
だけどそれは本当に必要?
物語の邪魔に、作品の邪魔にはなっていないか?
今日は固有名詞について、
そんな目線で考えていきます!
《固有名詞は楽しいもの!》
固有名詞を作ると、
自分が作った世界が広がっていく感覚があります。
思い描いた想像に名前を付けて具体化する。
それが固有名詞を作る楽しさですよね。
「自分は今創作をしてるんだ!」って気分になる。
そして作品としても、
かなりのパワーを持っています。
固有名詞は世界観そのもの。
人の想像力を掻き立てて、
作品が織り成す世界がどんどん広がっていく。
物語には欠かせない要素でもあるのです。
《連発は危険。やるなら興味でカバーせよ》
だがしかし! 使い方には要注意!!
何故なら固有名詞とは、
「ユーザーが新しい覚えなければならない知識」
でもあるからです。
だから作れば作るほどに、
ユーザーは知らない世界を勉強するような、
そんな感覚に陥ってしまう。
貴方も経験があると思うんだけど……
興味ない分野の勉強って死ぬほど捗らないよね。
それと同じで、
固有名詞は使えば使うほどに、
ユーザーの興味・関心を必要とします。
そこを補えない限り、
なるべく固有名詞は減らしましょう!
《固有名詞を全カットから始めよう》
とはいえ興味・関心は、
キッカケさえあれば簡単に薄れてしまうもの。
かなり操作の難しい部分だ。
だから最初は、不要な固有名詞は全カットが基本。
と捉えるのがオススメです。
物語に強く絡まないものは全て固有名詞から排除。
ありきたりな言葉にしてしまった方が、
ユーザーの理解は得やすいので。
でも世界観に引き込ませる為には固有名詞が大事。
固有名詞を使いたいんだ!
という人はまず、
「興味・関心」を引き出す方法を考えてみよう。
興味・関心の引き出し方を掴んだら、
バランスを取りながら固有名詞を出していく……
という形で考えていけば、
ユーザーの理解と世界観を両立できます。
《おわりに》
固有名詞以外にも、
あらゆる要素にメリットとデメリットは存在する。
それらを自分なりに理解して、
有効活用することが大事です。
しっかり頭を働かせながら、
面白い作品を生み出せるように頑張りましょう!
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