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96ゲームUI編:企画内容から、プレイに必要な情報を探せ!【美しょゲを作ろう】
美少女ゲームを作る企画、
発注をするために「ゲームUI」の仕様を作ろう。
まずはUIとは何たるかを考え、
今作に必要な情報を揃えていきましょう!
《UIとは何じゃ》
UI。
ユーザーインターフェースの略で、
日本語にすると「使用者との接触面」。
……うん、分かりづらいね。
直訳なんて分かりづらいもんばっかりだ。
ということで簡略化してみよう。
UIとは、
コンテンツが人に対して与える「直接的な情報」
というものです。
「直接的」ってとこが重要で、
考えずとも得られるものでなければならない。
操作するものだけかと思いきや、
人とコンテンツの接点なら何でもUIなのだ。
しかし人とゲームを繋ぐ情報なんて多すぎるので、
今回は少し限定してみよう。
「ゲーム画面におけるプレイに必要な情報」
という括りが一般的なゲームUIなので、
上記のような形にしてみた。
ゲームUIという言葉の意味を再定義したので、
まずは仕様を考える手順を作ろう。
《ゲームUI完成への道筋》
いきなりゼロからゴールを目指して1歩ずつ……
というのは非常に難しいし、
何より知識や経験がないと失敗する可能性が高い。
なので今回は以下の手順で考えて行きます。
①ゴールのテーマ&コンセプトを定める
②必要なゲーム画面を考える
③各画面に必要なUIを考える
④それぞれのUI項目に必要な情報を揃える
この4つ分ければ、
恐らく迷うことなく仕様書へ辿り着けるはず。
今作は短編のビジュアルノベルなので、
必要なゲーム画面の数はかなり少数です。
なので混乱することはないと思う!(願望)
そいじゃあ今日は1、
「ゴールのテーマ&コンセプトを定める」
のテーマ設定を目標に進めましょう!
《どんなUIを作るか、テーマはなんだ!》
私はこの企画で、
何個テーマとコンセプトを作ればいいのだろうか。
としみじみ考えてしまうくらい、
毎度やってる土台作りです。
UIを通して、
「ユーザーに何を伝えたいのか」を考えよう。
まず、UIという直接的情報から、
外れないように意識しておこう。
その上で伝えたいのは……
「何が出来るのか」と「世界観への没入」かな。
前者はまずノベルゲームとして、
必要最低限な機能を配置したい。
セーブ&ロードは廃止だ。
そもそも60クリックで終わるし。
その代わりに3周目くらいからは、
全体クリック数と、
選択肢における加算クリック数も表示したい。
なるべく機能は少なくしつつ、
それを直接的に分かりやすく配置する。
1つ目にそれをテーマとしたい。
そして同時に「世界観への没入」を行う。
最近ペルソナ5やってるんだけど、
UIの没入感が半端じゃない。
本来なら世界観の邪魔になることが多いのだが、
見事に調和させているんだ。
今作でもそれを行いたい。
ゲーム然としたUIではなく、
世界観に則ったUIをもう1つのテーマとする。
《今日のまとめ》
ということでテーマをまとめると……
【テーマ】
世界観に没入させ、出来ることを一目で理解させる。
次回、このテーマに合わせてコンセプト を作ります。
具体的な手段に落とし込む、
と言った方が分かりやすいかな。
恐らく年内に納品は間に合わないだろうけど、
ちまちま進めていくよー
では、また次回お会いしましょう。
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