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イラスト上達への道【2:速く描く技術を知ろう】

①「短時間で描く技術」に何があるかを調べる
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②1週間毎日1枚以上描いて「技術を身に付ける」
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③「短時間で出来る塗り」を調べる
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④1週間毎日1枚以上描いて「塗りを身に付ける」
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⑤短時間で完成できる「描き方を考える」
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⑥1週間毎日1枚以上描いて「描き方を形にする」
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⑦描き方がまとまったら「目の描き方を決める」
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⑧1週間毎日1枚以上描いて「目の描き方を身に付ける」
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ゴール:短時間で描ける技術と、自分らしさを身に付ける

前回の記事に引き続き、①「短時間で描く技術」に何があるかを調べるの項目を進めていきます!

《短時間で描く技術はあるのか?》

そもそも短時間で描く技術ってなんやねん、と思うので「イラスト 早く」「イラスト 短時間」などで安直に検索してみました。複数のサイトから得た情報によると……

速く描くためには、いくつかの要素が必要かと思います。今まで10数年間近く絵を描き続けてきた身として、以下の3つが上げられます。
「心構え」「圧倒的経験を積む」「ツールを使い込みなれる」

素速く安定したクオリティのイラストを量産するために必要なこと!!~フーモア中村によるイラストメイキング第三回~

手順1「捨てる」
プライドやこだわりなど、目的の妨げになるものを捨てる
手順2「残す」
パターン化されてる描き方はどんどん残す
手順3「計画」
失敗すること前提の計画を立てる
手順4「継続」
同じキャラを描き続けて記号化してしまう

【時短】5日かけてたイラストを1時間で描くのは可能?

あとnote記事にしてくれている方もいらっしゃいました。こういう情報ありがたや!

他にも色々と調べてみた所、基本的には「やるべきことを捨てる」というものが多かったです。これに関しては後の『⑤短時間で完成できる「描き方を考える」』にて参考にする部分であり、今日は技術的な部分を学びたい所存。

なのでそれに絞って調べ、まとめてみると……


《短時間で描く技術をまとめる(推定)》

  • あたりを取り、ラフを線画として描く

  • 線画を描く時は悩まない。あたりを描く時だけ悩む

  • 線画は太めに(その上で厚塗りに)

  • 手ぶれ補正などで線を書き直す回数を減らす

塗りのことは置いといて、線画の技術的にはこんな感じでしょうか。最後らへんに線の上からも塗って仕上げていく厚塗りにしたいので、線画は結構大まかに描く感じにしたいと思います。

ポーズなどはあたりの時点で悩み、しっかりと確定させる。線画は太めの線でさらさらっと描く。情報が少ないところは細めの線で軽く描き入れる。

といった方法を試してみたいと思います。

しかしいきなりこれでやろう!と言っても出来る訳がなく。今回は「練習方法」のついても調べたので、良さそうなものをまとめてみようと思います。


《イラストの練習方法を考えよう》

2つほど良さそうな練習方法についてまとめてくれてるサイトがあったので、まずはそれを参照させていただくと……

部分模写30分×1本
――「手」だけとか「耳」だけみたいな部分模写にしてみている。これならじっくり30分もかければある程度は納得いくまで描ける。
――手のポーズ集を使うほうが捗る気がします。

クロッキー10分×3本
――10分くらいでやれば3本できるけど納得感が中途半端になりがちなので、自分の場合は同じポーズを3回描いてみるようにしている。
――同じものを隣に並べて3回描くのだけど、「ここがとらえきれていなかったから、次はもっとここをこう描いてみるか」みたいな感じで改善していけるし、「1回目より3回目の方が上手くなってるな」と納得や満足もしやすい。

クイックスケッチ5分×5本
――基本的には「動いている人を短時間でとらえて描く」という練習法。クロッキーやデッサンが「形をとらえること」を目的としているのに対し、クイックスケッチは「動きをとらえること」を目的としている。
――体が動くことでどこに重心がかかり、どんなひねりが加わるか。動きの直前どこの筋肉にどんな「タメ」が働くか、みたいなことを紙の上に表す。

【毎日30分】短時間で続けられる、絵の練習メニュー例を考えてみた
【動きのある絵が描ける】クイックスケッチで絵を描く喜びを思い出す。

(1)絵の構図を決める
(2)イメージしたシーンを描く

――10分で(1)でイメージしたシーンを紙に描きます。資料を見ないで、自分が想像したシーンをそのまま描き写す感じで描いて下さい。
(3)絵を見返す
――このやり方で絵を描くと、今まで気づかなかった自分が苦手としていた部分や、描けない部分が浮き彫りになるのです。
(4)似た構図の絵を探して比較して、自分の足りない部分を自覚する
(5)模写をする
(6)再び同じイメージで描く

――反省点と模写の勉強を踏まえて、最初にイメージしたイラストをもう一度、同じ時間をかけて描きます。その際、何も見てはいけません。

短時間で出来る!超効果的なデジタルイラストの練習法

こちら2つサイトが、学ぶという点で良さそうだなと感じました。どれも他分野の勉強と同じように「何が足りないかを理解しながら、反復的に学んでいく」という形。

これまでこういった練習をしたことなかったので、まずは試しにやってみたいと思います。とはいえ我武者羅に全部やれば効率的かと言われれば、恐らくそうではないので……ちょいと自分の目的に合わせてプランを立ててみよう。

1:クロッキー5分x8本

クロッキーとは何ぞや?と思ったので調べてみた所、「対象を素早く描画すること」という感じだそうです。細かく描くのではなく大まかに、しかし形やある程度の影を捉えながら描いていく……みたいな。

ネットには色々ポーズ集を上げてくれてる人もいるし、Kindleでも見れるし、描く対象はより取り見取り。とりあえず色々なポーズや向きのクロッキーをやっていきたいと思います。

なお1ヶ月という短期間での学習なので1本を短く、なおかつ本数を増やしました。それでも足りないとは思うけれどステップアップ出来るように学ぶべき部分を意識していくよ!

2:部分模写20分x1パーツ

ちょっと前に骨や筋肉構造について模写しながら学んだんだけど、しかしイラストでは未だにどんな形になるのか迷いまくってます。手や足、腕とか諸々を今まではなあなあで描いてきたので、それを直す為に部分部分にフォーカスして学んでいこう!

基本的には色んな向き、動きをしているパーツをひたすらに描く練習にしようかと思います。あとPixivとかで知識を上げてくれてる「漫画素材工房」さんという方の作品がすごく参考になるので、それも模写させていただこうかなあ……

3:オリジナルイラスト制作30分x2本

上記2つの練習を経てから、1日2本オリジナルイラストを描いていきます。

行程としては「ポーズの構想→簡易的なあたり→ラフ兼線画を描く→軽く影だけ入れる」というイメージ。この記事でまとめた短時間で描く技術を身に付けるための練習です。

しっかりタイマースタートから30分で完成するように意識しつつ、無理だった場合もそこで終了。その後は休憩しながら似た構図やポーズのイラストを探し、何が変だったかを研究します。


以上の練習方法で、これから7日間毎日描いていきます!

合計でも2時間くらいの短いお絵描きではありますが、沢山やろうとすると続かない可能性もあるのでまずはこれくらいで様子を見ていこう。

1週間後に全部まとめてnote記事にしようと思ってたんですが、今さっき部分模写まで終わらせたけど反省点が多くて……言語化&意識を持つ為に毎日noteも更新します。明日の記事は前半に今日の分、後半に明日の分という感じで進めようかな。

では今回はここまで。頑張ってこー!


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