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97ゲームUI編b:画面上で何をするか、コンセプトを考えてみよう!【美しょゲを作ろう】

美少女ゲーム制作日誌、 #美しょゲを作ろう
今日もやっていきます!

前回から始まった「ゲームUI」作り。
デザインは発注するものの、
その仕様を作っていくための準備をしよう。

コンセプトを決めるだけなので、
多分今回は短いかも!

《前回までに決めたこと》

昨日はUIについて理解を深めたり、
制作の流れを考えたり、テーマを考えたり……
という俯瞰的なことから、
実際の作業へと移っていきました。

制作の流れはこちら。

①ゴールのテーマ&コンセプトを定める
②必要なゲーム画面を考える
③各画面に必要なUIを考える
④それぞれのUI項目に必要な情報を揃える

現在は①の途中で、今日は後半戦だ。
そして決めたテーマがこちら。

【テーマ】
世界観に没入させ、出来ることを一目で理解させる。

今日はこのテーマをどうやって実現するか、
そういったコンセプト(手段)を考えましょう!

くしゃみ中の犬


《コンセプトを作ろう!》

さて、先ほど挙げたテーマを元に、
コンセプトを作っていく訳だけど……

前回は分かりやすくするために、
2つ考えたテーマを1つにくっつけました。
それをもう一度分解しちゃいます。

どっちも合わせて考えるのは面倒だからね。
やりやすい方法を探るのもまた一興。

テーマを分解すると……

・世界観に没入させる
・出来ることを一目で理解させる

この2つに対して、具体的な手段を考えていこう。


《世界観は作れる?》

まずは前者、世界観へと没入させる方法

正直、UIは没入感に対して大きな影響を出せない。
やれないことはないが、
他の要素と比べれば向いてないはずだ。

ペルソナとかは非常に上手い使い方だけど、
デザインを含めて企画段階から整ってるはずだから、
あれは参考にならないと思うし。

なので、今回のUIとして考えるコンセプトは……

他の要素の邪魔をしないこと。

これに尽きると私は考えています。

二匹の猫

昨今の美少女ゲームの多くは、
UIが非常に乱雑である。(個人的見解)

無駄な機能も、視覚的情報も多すぎる。(個人的見解)

本来、物語の世界観に没入させるなら、
UIなんてない方がいいのだ。
作るなら、世界観に親和させないといけない

というのが私の持論なので、
今作のUIでも徹底していきたいと思います。

波紋

つまりまとめると……

「なるべく少ない機能で、世界観と親和性の高いデザイン」

というものが、1つ目のコンセプトになるかな。


《一目で理解させよう!》

次に考えるのは、
「出来ることを一目で理解させる」方法。

一目で理解させるのは意外に難しい。
事前情報によっても変わるし、
理解力なんてのは人それぞれだし。

しかし一般的に分かりやすさを考えると、
こういった結論に辿り着くのではないだろうか。

・情報が少ないこと
・身近な物事へと連想できること

この両点を押さえておけば、
分かりやすさを作ることが出来るはずだ。

付箋とメモ

もっと掘り下げよう。
UIにおいて「情報」とは、視覚的要素だ。

言葉、文字を少なくする。
図形なら角を減らしたり、構造をシンプルに。
何かしらの物体ならデフォルメをしたり。

そういった方法で情報のダイエットが可能だろう。

目を見開く猫

そして身近な物事は、
ターゲット客層において共通する点をまず考える。

企画書に載せたターゲット客層は……

「ヒロインへの愛」が強く、
「自分が主人公なら」とよく妄想するユーザー

というものでした。
うーん、ここから共通するものがあるだろうか?

よく妄想する人なら、
二次創作を読んだり作ってみたりして層だよね。
なら二次創作によく使われるもの、サイトとか?

Pixivやハーメルンといったサイトなら良さそうだけど、
果たして連想させる要素があるか否か。
というかそんなユーザーなら、
スマホやパソコンは利用してそうだよね。

となると、
人気なアプリやサイトにあるような「アイコン」
とかは機能に対して連想しやすいかも。

ノートパソコンを見る猫2

……という感じで考えた結果、

「シンプルなアイコンを使う」
「アプリやサイトによく使われる物に似せて、機能を連想させる」

というのが良さそうかなと思いました。


《今日のまとめ》

さて、色々と考えたコンセプトをまとめてみよう。

世界観の没入に対しては、
「なるべく少ない機能で、世界観と親和性の高いデザイン」
というものを考えた。

一目で分かることに対しては、
「シンプルなアイコンを使う」
「アプリやサイトによく使われる物に似せて、機能を連想させる」
の2つ。

これらをまとめて、
ちょっと文量が多いので削減をしてみると……

【テーマ】
世界観に没入させ、出来ることを一目で理解させる。

【コンセプト】
・ゲームシステムを減らす
・機能が連想しやすいシンプルなアイコンに
・世界観と親和性の高いデザインを

これがゲームUIのコンセプトだ!

という感じで今日はここまで。
これからは、
実際に必要なゲーム画面とか考えていきます。

では、また次回お会いしましょう。


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