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物語の考え方

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シナリオライター・小説家向けに、物語を作る上で考えるべきことを纏めてます。
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2021年2月の記事一覧

読み手との情報差を意識せよ。

■はじめに創作において難しいのは、 読み手(ユーザー)の立場で情報を考えること。 作り手…

読者のストレスは「信頼感」で補える。

物語において、 読者のストレスは考えるべき基本的なこと。 「こいつ嫌なやつ! 早く倒して…

1枚の写真から想像せよ【五感の執筆練習法、全てお見せします】

今日はたまに脳内でやってる練習を、 記事としてお見せしてみます。 それを題するならば、 「…

書かなくていいことは3つ【既存・常識・悪意】

物語を考える上で、 書けることは沢山存在しています。 例えば起床シーンだけでも、 ・時間 …

初心者でも出来ちゃう「プロット」の考え方!

物語の道筋。 それを大まかに記したものが、 「プロット」と呼ばれています。 今日はそのプロ…

音声作品のシナリオは、他と何が違う?

どうも。先日ツイッターで…… と呟いたら、 本当に話が来ました。 SNSやnoteの活動が、 実…

世界の倫理観を崩しちゃダメ!【急な不良やごろつきに要注意】

ピンチは物語の山場として重要です。 でも世界観を壊すようなピンチは、 読み手からすれば理解しづらいものになり、 逆効果となってしまうでしょう。 その主たる例である、 「倫理観」について今日は簡単にまとめます。 《倫理観と悪役》倫理観とは。 分かりやすく言えば、 「善悪をどう捉えるか」ということ。 どんな物事を善とするのか、 どんな人間を悪とするのか。 そういった部分は個人以外にも、 世界観・社会においても存在しています。 例えば「咳をする」という行為は善か悪か?