不動産営業を6年半やって気付いたけど変なヤツばっかりだった話。
はじめまして、よっしーです。不動産仲介業界最大手の三井不動産リアルティ株式会社(三井のリハウス)にて仲介営業を6年半現場営業を経験したのち、業界をより良く変革すべく発起した不動産テック領域のスタートアップに現在参画させて頂いております。
Why note?
新卒から業界内に長らく身を置き、数えきれない売買仲介案件を通して感じた、昔から今にまで根強く残る不動産業界の悪しき慣習、業界の闇や負の部分を今後の世代に残さぬため、内側からではなく外側からテクノロジーの力を借りて変革を行うため、大企業の安定を捨てました。
業界に従事する人々のモラルの低さや、曖昧で分かりにくい法律や慣習、誰が決めたのか分からないまま残っている業界ルール。決して消費者目線とは言えない現状を、「人生に一度しかないから」という理由で自分で理解しないまま、たまたま出会った営業マンが言うがまま、いつの間にか「家を買っていたor売却が終わっていた」なんて少し寂しすぎやしませんか...。
人生に一度か二度のライフイベントは他にも、受験・就職・転職・結婚・出産・離婚・病気などなど。
ひとつひとつ考えてみると、それぞれのイベントごとに先生や先輩、メンター、エージェント、プランナー、医者、弁護士など信頼できる優秀なパートナーを人づての紹介やインターネットで必死に探すのに、なぜか家を買う(または売る)時は、たまたま物件を扱っている不動産会社の、実績も経歴も知らない目の前の営業マンに任せてしまうのです。
米国では医者、弁護士、リアルター(不動産エージェント)と言われるほど地位も人気も高い職業で、物件情報がオープンに公開されていることもあり、知見があり交渉力・営業力の高い信頼できるエージェントに依頼するという行為に人々は価値を見い出します。
本来、日本でも国家資格である「宅地建物取引士」の仕事は一般の消費者に安心安全な契約が締結できるように知識と経験を活かして取引を円滑に進めることであるはずなのに、扱う金額が大きいことから発生する報酬も大きく、私腹を肥やすための仕事と化してしまっている従事者が多すぎます。
そんな世界を変えるため、このnoteを綴ることにします。
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