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「決められない」の構造分解

と、思ったから書くんですけど、そもそもなんで「決められない」んでしょうね。

0.経験がない

はい、論外。
経験ないからできないなら、「一旦経験しろ!以上!」になっちゃうのでちょっと違う。決められない理由にはならない。
(ただ、経験が少ないは、あるかもしれないので、別途検討しましょう。)

1.責任を負いたくない

これは大いにありそう。自分で決めたら「お前が決めたんだろ?」ってなるので、リスクヘッジ(≒責任転嫁)するためにも、"〇〇さんに確認"を挟むんだろうなと思う。
決めることは自分の仕事じゃない、決めるのは上司の仕事 なんて思ってる人もいるかも。
決めたくない、怒られたくない、ミスしたくない、そんなとこ。

2.決めてはいけないと思っている

これも一定ありそう。自分が勝手に決めてはダメで、決める権限を持っている人は別のダレカなので、僕は決められません、的な。
お金にまつわることとかだと特に多い印象。
ただ、わりと1と近いかなと思っていて、その差は「決めていいか確認しているか?」というアクションの有無だと思う。

3.選択肢が出てこない

そもそも「どれに決めるのか?」の"どれ"が全く出てこないケースもありそう。決める以前に何を決めるんだっけ?ってなっちゃってるケース。思考不足。選択肢を洗い出したり代案を出したりとにかく候補を上げるようなブレスト的な思考が求められそう。

4.特定の選択肢を推す理由が検討できていない

A案、B案、C案と案出しはできていても、どれが推しで・どれがメリット大きくて・どれがリスクでかくて、みたいな理由が検討できていないパターン。候補はあるけど選択すべきものを抜き出すためにはもう1歩足りない。「決める」までに一番近い気がする。

5.そもそも決める必要がある状況を避けている

わりと1に近しいマインドだと思うけど、積極的にそういう場面を避ける可能性もある。決める場面で黙る・決める場面でボールを持たない、など。そもそもやりたくもないし、決めたくもないから誰か決めれば?みたいな。
これを繰り返すと、「決めた経験が少ない」になりやすいし、ひいてはそれが引き金となって「決められない」にもなりそう。


と、まぁこんな感じだから

責任を負うのはある程度仕方ないと腹くくった上で
決める環境に積極的に介入し、決めていいかを都度確認して
選択肢をできるだけたくさん洗い出し、検討して理由づけして決める

を繰り返せば成長するんだと思う。

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