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木星に衝突した隕石が巻き上げる蒸気

こんばんは、りょーです。

今週も始まりました、「日刊天文マガジン」!今日から少しテイストを変えていこうと思います。

方針としては「スッキリ・完結・わかりやすく」です。土日で他の方のnoteをみていると、短い文章を毎日投稿した方が、いろんな人に見てもらえる感じがあったのがきっかけです!お試しだと思ってお付き合いください。

早速、今日紹介するのは木星に衝突した隕石の話!その隕石によって、見えていなかった木星の内部の大気が持ち上げられて、木星大気の研究が一気に進んだと言われています!
(英語の概要は下のリンクを押したらスグ見れる!!レベルは★★★かな。。。)

1994年7月(26年前!)に、木星に彗星が衝突する事件が発生!君の名は、みたい笑

その彗星の名前は「シュメーカー・レヴィ第9彗星」です。

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この画像のように突っ込んでいったそう。空中で分裂して複数の隕石となって木星表面に突入していきます。その大きさは、地球サイズのものも!

そしてその衝突によって、表面しか見えていなかった木星の、内側の物質が蒸発するようになりました!その中で、木星の内側に水(氷とかかもしれませんが)があったことが判明!水蒸気が隕石の熱で吹き出してきたんです!

今回はその「水蒸気」の量を18年間にわたって測定しました。その結果、この18年間で水蒸気の量が40%減少していたことがわかりました。

最初の隕石の勢いで吹き出した水蒸気も、どんどん量が減っているんですね。18年間でこれだけ減少するっていうのは、木星の数十億年という寿命から考えたら、一瞬の出来事なのかもしれないですね。

人間でいう蚊に刺されとか、ちょっと小指をタンスの角にぶつけた程度なんだろうな。笑

今日はとりあえず、

・過去に彗星が木星に落ちたことがある
・その勢いで内側の物質が蒸発してきたことで、水があることがわかった
・その水蒸気は18年間で40%も減少していた

です。
これを押さえておけば、最新の天文知識がついたも同然!
明日もこの調子で宇宙の知識を身につけていきましょう!

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それではまた明日!お試しのスッキリ記事でした♩
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