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量と質は、別物なのでは・・・?

今日のnoteは「量と質は、別物なのでは・・・?」について、お話しします。


もう、22歳に抜かれたかもしれない37歳

昨日、おとといとnoteにも書きましたが、今、新卒のメンバーに仕事の経験を伝えています。

で、今日はテレアポについて、僕の経験や、その上で工夫していることを、かなりの気合を込めてw、お伝えしていました。

すごく気合を入れて準備したのですが、伝えたいことは合計でも1時間を超えるかどうかのメッセージ量でした。・・・なんか、思ってたより情報量少ないな・・・と思いましたが、「僕の15年分のノウハウだぜぇ!たぶん、そう簡単には実践できないんだろうなぁ!量質転化っていうし、まずは、たくさん電話かけてもらうかな!」と思いながら、今日を迎えました。

そして、実際にその内容をお伝えしました!「僕の、15年だ!できるもんならやってみやがれ!!!」



結果・・・・・夕方には、もう、驚くほど上手くなっていました

う・・・う・・そ・・・うそ・・嘘だろ!?

凄い素直に吸収しておる!!w 嬉しいけど悲しいww

もう、今、同じ条件で競争したら、テレアポなら負けるかもwwww(実際にいきなり2件アポいただきました!素晴らしい!)



量質転化とは・・・?

僕が、テレアポがしんどかった時代に、心を支えてくれた先輩の言葉があります。

「いいか、櫻井。量が質に転化するんだよ。めっちゃやるから、レベルも上がるんだ。量より質とか言ってるやつは、量をやってない言い訳だ!」

おい!パイセン!15年分の量は1日で抜かれたぞ!!!

すげぇ、カッコイイ言葉だな。って思ってたのに!!!!


いや、もちろん、追い抜かれて、最高にうれしかったし、素直で賢くてガッツがある後輩に恵まれて幸せです。

それにしても、なぜ、ずっと信じ続けていた、量質転化がテレアポに発生していないのでしょうか。

・・・・もしかして、量質転化って嘘なんじゃ・・・・


テレアポは量

何となく寂しさを感じた今日の経験と、必死で向き合ってみましたw

まず、量について考えてみます。

うん。そもそも

テレアポ=量

です。量をこなすためのテレアポです。テレアポというアプローチを選ぶ理由が量をこなしたいからですよね。(そして、質よりは熱意のほうが大切なような・・・)


次に、質について考えてみます。

うん。うん?テレアポの質・・・

今日の1時間分くらいのテクニック

ですね。マインドセットやトークスクリプト、切り返しトークなどで十分、質は説明が付きます。

あえて、量が質に影響を与える要素があるとすれば、慣れによるスムーズなしゃべり(これはマイナス要因かも)と少しずつは改善される、自分なりのトークです。正直、どう考えても、質を高める大きな要因ではないように思います。


・・・・僕は気が付きました。テレアポは量が大切。そして、量をこなしても大して、質は上がらないと。

そして、十分な学習量(今回に関しては約1時間)とそれを実行する能力があれば、質は上がると。

少なくとも、テレアポという仕事はそういう性質と考えることができます。



既存顧客の満足度を上げること、はどうだろうか?

では、人材サービスで最も経験と知識が必要な、既存顧客の満足度を上げるという仕事はどうでしょうか。

これは、圧倒的に知識が大切です。

量は・・・どうだろうか。何度もシビアな状況でサービス提供を行ってきた経験で、質も向上していくでしょうか。

・・・・残念ながら、僕の知る限り、関係なさそうです。

確かに、知識があっても、それをどのように使うのか、どのタイミングでどの知識を出すのかなどは、とても重要です。

しかし、その出し入れは、あんまり経験と比例していないように思います。確かに新人よりはベテランのほうが上手な部分もありますが、苦手な人はベテランで、知識があっても苦手です。

既存顧客の満足度を上げること、については、完全に質が大切だと思われます。


あっ、これ、関係ないやつね

じゃあ!じゃあ!なんなんだよ!!!量質転化はよ!!ずっと信じてたのに!!!


・・・・・これ、関係ないってやつだろ。さては。

量も質もそれぞれ、別の要素で出来ていて、量が大切な仕事は量が大切(日本語!!w)だし、質が大切な仕事は質が大切(日本語!)なんだろ!

学ぶ以外にも、真剣に実践するとか、一定の経験を積むとかが質を上げる手段の中にあり、その中の一つとして「量をこなしまくる」というのもあるって言うだけですね。さては。

そして、量を増やすためにも、気合、根性、やる気以外にも、ノウハウを知って「質を高める」という手段があるとか、そういうことでしょ!!

・・・妙に納得してしまったなー。スポーツの世界とかは、量と質は相関関係にありそうですよね。でも、営業という仕事の中では、量と質は相互に影響を及ぼす部分はあるけど、どっちかがどっちかに転化するようなレベルではないし、量が大切な仕事もあるし、質が大切な仕事もあると定義しました。

何となく、こんな流れで、結論付けましたw

そんでもって、仕事できる人って、その質と量のどちらを優先するかの感度も高いから、両方できているように見えるし、量は目に見えやすいので、量が質に転化しているように見えるのではないでしょうか。


最後に

何だか、雑な理屈で、賛否ありそうな結論に至ってしまいました。お許しください。

ちなみに、営業育成場面で、「量と質のどちらが大切か?」はよく議論に上がりますが、僕はどちらかと言えばだと思います。いや、圧倒的に量だと思います。

仮に、量をこなす才能と質を高める才能があるとすれば、量をこなす才能のほうがレアだと思いませんか?

毎日、3時間営業スキルを勉強するのは、結構楽しいですけど、毎日3時間テレアポできる人は限られていると思います。

・・・・ここまで書いて、質が量に転化されることあるな・・・・・って今思いついたので、明日は「質が量に転化する」について書きたいと思います。

では、また明日!



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