見出し画像


お元気ですかー?
今日のnoteは「Will-Can-Roll」というテーマのお話です。Will-Can-Mustという概念はよく耳にしますが、その「Must」が固定されていると感じがちな気がします。しかし、実際には「Will」と「Can」こそが動かせないものであり、むしろ「Must」を柔軟に変えていくことが重要です。

Will-Can-Mustの基本概念

まず、Will-Can-Mustの基本概念について。

  • Will: 自分がやりたいこと、目指す目標。

  • Can: 自分ができること、スキルや能力。

  • Must: 自分がやらなければならないこと、仕事の要求や義務。

この三つの重なりが多いほどパフォーマンスが上がると言われます。

しかし、よくある間違いとして、「Must」を固定してしまい機能しなくなってしまうことがあります。
基本的にマネジメントする側が「Must」を変更していくことが、生産性ややりがいを上げる鍵となります。

WillとCanは動かしにくい

メンバーの「Will」はその人の意欲や目標です。それは個人の価値観や夢に根ざしており、外部から変えることはほとんど不可能です。いや、そもそも外部から変えようとするべきではありません。

一方、「Can」はその人の現在のスキルや能力です。スキルは訓練や経験を通じて向上するものですが、一朝一夕に変わるものではありません。基本的に仕事でできることやスキルの向上をするには、ある程度の時間と努力が必要です。

Mustを変えることがマネジメントの鍵

ここで重要なのが「Must」です。言葉のイメージから、この「Must」は「やらなければならないこと」として固定されていると感じがちですが、実際には状況に応じて変えることが肝要です。例えば、仕事のゴール設定や役割分担を見直すことで、メンバーそれぞれの「Will」や「Can」に合った「Must」を設定することができます。

メンバーがマネージャーを目指すなら、単純な適正は他のメンバーにあるように感じても、あえてそのメンバーにメンターとして後輩の世話をしてもらう、外部での活躍を望むなら後輩のメンターではなく、外部イベントでのピッチなどの仕事をお願いした方がやりがいを感じてくれるかもしれません。
このように「Must」を柔軟に変更することで、チーム全体の生産性ややりがいを大きく向上させることができるのです。

Will-Can-Rollのほうが良いかも

そんな話を昨日、メンバーとの1on1でしていたのですが、その時にふと思いました。
「Will-Can-Must」より「Will-Can-Roll」の方がいいのでは?と。
なぜなら、僕はこの「Must」について話をするときには頻繁に「役割」という言葉を使うからです。
強引に「Must」を重なるのではなく、役割を変更していくという意味では、「役割」をそのまま英語にした「Roll」のほうがしっかり来ます。

  • Will: メンバーがやりたいこと。

  • Can: メンバーができること。

  • Roll: 役割やタスクを柔軟に変更すること。

こんな風に捉え直したいところです。

この視点をはっきりさせると、マネジメントの役割はメンバーの「Will」と「Can」を尊重しつつ、状況に応じて「Roll」を調整していくことになります。
これにより、メンバー一人ひとりのモチベーションを最大限に引き出し、チーム全体のパフォーマンスを最適化するというプロセスが明白になるように思うのです。

最後に

今日は「Will-Can-Roll」という視点を取り入れることで、マネジメントの質を向上させることができるのではないか?というお話をしました。メンバーの「Will」と「Can」を尊重し、「Roll」を柔軟に調整することで、個々のモチベーションを最大限に引き出し、チーム全体のパフォーマンスを最適化することが可能になるのではないでしょうか。
では、また!


派遣で働く方、正社員という働き方に悩む方、派遣会社や人材サービス企業に入社して悩んでいる方、どれでもない方、ご質問やご相談はこちら↓へお願いします。※無料で全力でなんでも答えます。

↓オープンチャット「人材派遣スタッフの駆け込み寺」(匿名&出入り自由)

↓オープンチャット「人材派遣営業の駆け込み寺」(匿名&出入り自由)

↓公式LINEで個別連絡が可能です(無料オンライン相談、有料記事プレゼントがついてきます)

サポートいただいた分は、人材派遣で働く人のサポート、人材サービスで働く方のサポートの活動に使います!必ず、世の中の役に立てますね。