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良い嘘と悪い嘘の解像度を高めることが大人になること #1157

こんにちはー!
今日はというテーマでお話しします。子どもの頃は、嘘をつくこと自体が悪いことだと教えられます。
でもその時には、良い嘘と悪い嘘の区分けができていないと思うのです。
っていうか、うちの娘、嘘ばっかついてるけど、大丈夫ですかね?頭良すぎるのかな?そうだよね!

子どもと嘘

子どもは純粋です。嘘をつくことに対する感覚もシンプルで、基本的には嘘をつくこと自体が悪いことだと捉えています。
しかし、娘を見ていると、たまに褒められる嘘があることで困惑しているように見えることもあります。

例えば、思ってないけどお世辞的に弟を褒めると両親が喜んだり、本当は嫌だけど友だちを仲間に入れてあげて優しくすると褒められたりします。
これらは、思いやりや優しさから生まれる良い嘘です。一方、他人のせいにする嘘や、いたずらを隠すための嘘は、責任逃れや自己保身から生まれる悪い嘘です。
5歳の娘の表情を見るとこの区別が微妙についていないように思います。嘘ついたらダメなのか、喜ばれるのか分からない…って思っているように感じるのです。(気のせいのような気もする)
僕は、本当は悪い嘘をちゃんと定義して叱った方がいいのかな…なんて悩んでます。

大人と嘘

一方、大人になると、嘘の種類やそれがもたらす結果についての理解が深まります。良い嘘は、相手を思いやる気持ちから生まれ、悪い嘘は、自分の利益や責任逃れのために生まれることを理解します。そして、悪い嘘がもたらすリスクや損失についても経験を通じて学んでいきます。

例えば、仕事の場面で、進捗について上司に報告するとき、実際の進捗よりも良く見せるために嘘をつくことは短期的には自分を守る手段かもしれませんが、最終的にはプロジェクト全体に悪影響を及ぼし、自分自身の信用を失うことになります。逆に、チームメンバーの士気を高めるために、少し前向きなフィードバックを与えることは、良い嘘と言えるでしょう。

・・・ここで、良い嘘と悪い嘘の解像度を高めるために、必要そうな3つのポイントを知ったかぶって作ってみます。

  1. 意図を見極める
    まず、(自分が)嘘をつく意図を見極めることが大切です。相手を思いやる気持ちからつく嘘は良い嘘とされることが多いですが、自分の利益や責任逃れのためにつく嘘は悪い嘘です。自分がついた嘘の意図を明確に客観視することで、良い嘘と悪い嘘を分けることができるようになります。

  2. 結果を考える
    そして、嘘がもたらす結果についても考えることが重要です。良い嘘は、相手や状況にポジティブな影響を与えることが多いですが、悪い嘘は、最終的に自分や周囲にネガティブな影響を与えます。結果を見極めることで、嘘の良し悪しを判断するという手があります。

  3. 経験を重ねる
    最後に、経験を重ねることが解像度を高めるための鍵となります(元も子もないけど)。嘘をついた結果を実際に経験することで、良い嘘と悪い嘘の違いを実感し、その解像度を高めることができます。失敗から学び、成功からも学ぶことで、大人としての判断力が養われます。

まとめると、悪い嘘をなくして、良い嘘を言うためには、意図とそれからくる結果への理解と経験が大切ということです。
大人になるということは、良い嘘と悪い嘘の解像度を高めることであり、それを通じてより良い人間関係を築き、社会での信頼を得ることができるようになることなのかもしれません。
子どもの頃は単純に「嘘をついてはいけない」と教えられてきましたが、大人になるとその中に複雑なニュアンスがあることに気づきます。

最後に

僕たちは残念ながら、日々の生活の中で、大小さまざまな嘘をつきます。それが誰かを思いやるための嘘であれば、たとえ嘘であってもポジティブな結果をもたらすことがあります。しかし、自分の利益や責任逃れのための嘘は、最終的には自分を傷つけ、周囲との信頼関係を損なうことになります。

今度の休みの日には、娘に良い嘘と悪い嘘の違いを語ってみてウザがられようと思いますw
嘘をつかない人も生きるのが大変だと思うので、良い嘘をつく大人になって欲しいなと思っています。

では、また!


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