【読書感想文】営業がしんどい 売れなくて悩む営業が今日からできること #1172
こんにちはー！
今日は、笹田 裕嗣さんの書籍、「営業がしんどい 売れなくて悩む営業が今日からできること」の読書感想をお話しします。
結果を出すという本質に真っ直ぐな本
「営業がしんどい 売れなくて悩む営業が今日からできること」
・・・めちゃくちゃいいタイトル・・・！
僕はこの本のタイトルが素晴らしいと思いました。
一見、タイトルからは「売れない営業を癒してくれる本」という印象を感じませんか？
「数字を追う営業ってしんどいよね！でも、営業はお客様に貢献できる素敵な仕事だし、考え方や捉え方を変えていきましょ？？」みたいな。
でも違います。
この本にはこう記されています。営業はつらいことも多いけど「結果が出たら楽しい」と。
少しでも真剣に営業をしたことがある人なら思うことでしょう。
・・・そりゃそうだよ！！と。
そうです。忘れてましたが、営業は結果が出れば楽しいのです。
この本はその本質と向き合い、結果を出すための手段と考え方を教えてくれているのです。平易な言葉でマッチョな本質が書いてある本なのです。
僕が良いタイトルだと思ったのは、著者の笹田さんも言ってますが「営業がしんどいと思うくらいに真剣な人に向けた本」という意味が背景にあるからです。営業はサボろうと思えば無限にサボれます。割り切って仕舞えば楽ができる仕事です。営業がしんどいと思ったから癒してもらうのではなく、それでも営業がしんどいと思えるくらい真剣な人に本質を教えてくれて、結果が出せるよう導いてくれる本のタイトルが「営業がしんどい」なのが本質的で少しエモくて最高です。（勝手な個人の感想です）
営業の現場で戦ってきた人が思っていることが、ちょうど良い解像度で言語化されている
僕はこのnoteで人材派遣✖️営業という文脈で記事を書くことが多いです。
その際に、すごく悩むのがどのくらいの解像度で書くか？です。解像度が高すぎると細かすぎて実践することはもちろん、優先順位をつけることも難しくなります。逆に解像度が低すぎると抽象的すぎて実戦に耐えないものになってしまいます。
さらに悩ましいのは、その言語化です。
どのようなメッセージをどのように表現するのか？どうしたら読んで欲しい人に読んでもらえるのかを想像しながら、時には例え話で、時には具体的なノウハウとして言葉にしていきます。
どの本も、そのプロセスを何度も往復して作り上げられている（僕のnoteは１往復）と思うのですが、「営業がしんどい 売れなくて悩む営業が今日からできること」はそのプロセスを普通の本の何倍も往復していると思います。
「営業は普通に話せるようになると売れる」
「お客様自身も自分の本心はわかっていない」
「正しい行動を正しい量で」
「困った時にそばにいる営業になる」
みたいな、なんとか営業職を長くやってきたベテランが思っていることを、一層実践的で、現実的な具体度で解説してくれています。しかも、営業プロセスの中で抜け漏れなく。
ブログのように１記事で興味を引くというキャッチーさでもなく、とはいえ途中で嫌になるほどの堅実さでもなく。
本の端から端まで、相当に練られ、僕らに届くように考え尽くされたことをより強く感じられました。（僕が営業系でnoteを書いているからでしょうか・・・）
読んでみて、自分の営業を見直す機会になりましたし、何より「営業がしんどい」と思っている若手に届いて欲しいと強く思いました。
僕は相談されたり、メンバーの誕生日を知ると本を配りがちおじさんなのですが、営業パーソンにはこの本を積極的に配り歩こうと思っています。
最後に
今日は笹田 裕嗣さんの書籍、「営業がしんどい 売れなくて悩む営業が今日からできること」の読書感想を書きました。
実は僕は笹田さんのことを何年も追いかけパクっています。
笹田さんは人材派遣や広告営業出身という営業のプロとして希少なキャリアをお持ちです。そのルーツがあるので、笹田さんの動画やブログの事例は人材サービスにはそのまま使えるものが多いのです。
この書籍は、直接的には人材派遣営業について書かれているわけではありませんが、内容を実践すれば、本質を押さえたコツコツとした活動が結果につながる人材サービス向きな営業スタイルにたどり着くと思います。
妙な技やテクニック、カッコつけたトークや実践するのが難しい思考法などは一切なく、シンプルに、まっすぐに、貢献できる営業への道を示してくれています。
人材サービス営業必読の営業本だと言えるのではないでしょうか。ぜひ、読んでみてください！
では、また！
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