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【#1046】子どもへの暗黙の期待に気をつけたい

こんにちはー!
今日のnoteは「子どもへの暗黙の期待に気をつけたい」というお話しです。


自己決定感を大切にしたい

僕は、「あえて今の仕事を選んでいると言える人を増やしたい」なんて言っているくらいですから(えっ、知らねーよ!って?)、子育てにおいても子どもたちに自己決定感を大切にしてほしいと思っています。

そして、子どもが親の期待に答えようとする力はすごいと思っているので、後から、自分で決めたと思えなくなったりしないように、一方的な期待を持たないように気をつけています。(本人がやりたいことは期待を込めて応援したい)


今でも思い出す、苦い思い出

というのも、僕がよく思い出す、苦い思い出があるのです。
それは、小学生に上がる前の出来事でした。(その頃から、子どもは親の期待に敏感なはず)

その頃、僕の母はボランティアで知的障がいをお持ちの方の支援を行っていました。
僕はよくその現場に連れて行かれていたのですが、常に「障がいのある方と分け隔てなく遊んでいると母が喜ぶだろう」と考えて、障がいをお持ちの方と遊んでいました。
(文字にすると嫌な感じですが、ピュアな気持ちでそう思っていました)

ですが、実はその中にとても苦手な方がいて、確か高校生くらいの年齢だったと思うのですが、重めの障がいをお持ちで、意思疎通は難しく、体が大きいので僕はとても怖いと感じていました。
いや、怖いでもあり、嫌いでもあるような感情だったと思います。

でも、健常者ならまだしも、僕は母の期待を想像すると、その方が苦手だと主張することはできませんでした。
そんなこんなで、いつも嫌々遊んでいたのですが、ある日・・・
僕はその方に強く親指を握られて、「痛っ!」と声を出しました。
周りの大人がとても心配した反応をみて、僕は咄嗟に、まるで骨が折れたがごとく痛がりました。全然痛くないのに。

そこまで計算していたわけではないのですが、我慢してきた自分が主役になるような感覚で、心配されたこと、その方が叱られているところを見て、嬉しい気持ちになったことを覚えています。

ひどいことをしてやろうと思ったわけではないですが、咄嗟の自分の行動と感情がその後、ひどく嫌になり、それ以来40歳になってもたまに思い出す苦い思い出になりました。


せめて、暗黙に期待するのはやめる

・・・暗い話になってすみませんw
しかも、その後、僕はその感情や行動を正当化するためにしばらく(20年くらい。←長い。)親が露骨に期待するから無理してしまったせいだと親のせいにしていました。

今は、そのように親のせいにしてしまっていたことさえも悲しいことだと感じていて、自分で考えて、自分で行動を決めて、納得できる言動をしていきたいと思うきっかけとなったエピソードになってます。

「こういう経験を子どもにさせたくない」と言っても、それも難しいことですし、そう強制するのも何か違う気がするので、子どもにはせめて、暗黙に期待したり、行動を自分が望むように誘導することはしないでおこうと思っています。


最後に

今日のnoteは「子どもへの暗黙の期待に気をつけたい」というテーマで、僕が自分の体験から気をつけている子育てのスタンスをお話ししました。
ありがたいことに奥さんも同じ感覚を共有できていて、我が家は「にんじんはオレンジでしょ?」とか「青じゃなくてピンクにしたら?」みたいなことから子どもに任せるようにしています。

トップ画は、先日アンパンマンミュージアムで子どもが作ったシュールなアンパンマンです。あえて見本は見ないで作り、「僕は目が小さいから、遠くが見えないんだ」というセリフを言わせて遊んでいました。
目が小さいことと遠くが見えるかどうかは関係ないことは教えようと思いますが、そんな感じで自分で決めていってほしいと思っています。(・・・なんか違うなw)

では、また!




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