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人間は不公平を許せないし、タダ乗りを許せない。けど、許せたらとても豊かになれる。 #1164

こんにちはー!
今日は「人間は不公平を許せないし、タダ乗りを許せない。けど、許せたらとても豊かになれる。(かもしれない)」というテーマでお話しします。

不公平を許せないサルの実験

まずは、フランス・ドゥ・ヴァールさんの有名なサルの実験を紹介します。
Tedの動画はこちら↓

↓日本語でわかるやつ

この実験は、二匹のオマキザルが隣り合わせのケージに入れられ、同じ課題(石を渡す)をクリアすることでご褒美をもらえるというものです。最初のサルが課題をクリアするとキュウリをもらいますが、次のサルは同じ課題をクリアしてブドウ(大好物)をもらいます。再び最初のサルが同じ課題をクリアしても、再びキュウリをもらいます。最初はキュウリを喜んで食べていたサルも、隣のサルがブドウをもらうのを見た後では怒りをあらわにし、キュウリを投げつけるという行動を見せました。

この実験は、サルにも公平性の認識があり、不公平な扱いに対して強い怒りを感じることを示しています。これは人間にも共通する感情であり、僕たちも日常生活で不公平な扱いに腹を立てることがよくあります。もしかしたら、石を渡すだけでブドウをもらえるオマキザルに腹を立てる人間もいるかもしれません。

人間の狭量さ

このサルの実験を見ていると、僕たち人間の狭量さを思い出させられます。僕たちも他人と自分を比較して、不公平だと感じると強い怒りを覚えることがあります。
別に、自分の実入りが増えたり減ったりしないのに。

サルにもある感情なのでこれは根源的な感情なんだと思います。もちろん、不公平に対して声を上げることは重要ですがこの感情を正当に見せるために、正義や善のラッピングをして怒りをぶちまけることもありますよね。(僕だけ?)
この狭量さに折り合いをつけないと、自分自身が損をしたり、かえって他人との対立を深める結果になることもあるのではないでしょうか。

許せる心の大切さ

ここで大切なのは、おそらくはサルより高い知性(そんなことない気もする)や意識をどのように使うかということです。
他人と比較することだけにこだわりすぎると、他人と自分を比較して得意になったり、不安になったり、キュウリをぶん投げて怒ったりしてしまいがちです。

確かに、根源的に僕たちは他人に不公平を感じます。タダ乗りが許せない感情もあります。(なんかベーシックインカムがある未来も遠そう)
しかし、もし私たちが不公平やタダ乗りを気にしない心を持つことができれば、人生はもっと豊かになるように感じます。
そうじゃないと、技術の発展によって得た時間や生活の余裕を、他人と比較して、生産性あげるだけ損だとか考えてしまいそうです。
他人と比較することなく、自分の充実に時間や労力を費やすことができれば、自分の実入りを最大化できるはずです。

実際、僕自身も日常の中で不公平を感じることがあります。しかし、(なるべく)他人を気にしないことで、自分自身の心の平安を保ち、他人との関係も良好に保つことができるようになった気がします。
例えば、職場での待遇の差を感じたこともありますが、そのことに固執するのではなく、自分の仕事に集中し、自分が成長することにエネルギーを注ぐようにしています。(ここ7年くらい。昔は嫉妬に怒り狂ってたw)

最後に

今日は「人間は不公平を許せないし、タダ乗りを許せない。けど、許せたらとても豊かになれる。(かもしれない)」というテーマでお話ししました。
僕たち人間には不公平を許せない性質がある一方で、他人と比較しない心を持つことで人生が豊かになる可能性があることを考えました。簡単ではないですけど、意識したいところです。

では、また!


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