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持続可能営業のマインドセット④ ~無理をしない~

今日は”持続可能営業”の考え方の一つである、「無理をしない」ということについて書きます。

”持続可能営業”とは何かはコチラ↓


無理は続かない

”持続可能営業”では無理が厳禁です。

それは、無理があることは持続できないからです。

これは、生涯にわたり、営業という仕事で生きていくための必須項目、必修科目だと思ってください。

でも、「無理をしない」というルールについては、「ツラいな」と思ったらそれを辞めるだけなので、あんまり難しくないのでご安心くださいw(辛いときは大体、 ロジック=理 が崩壊しているものです)


どんな時でも無理しない

”持続可能営業”は営業職で天下を取るためのノウハウでも、歴史に名が残る仕事をするためのノウハウでもありません。

なので、「とはいえ、頑張りどころでは無理するよね?」という発想が一番の敵です。

覚えておいてほしいのは営業という素晴らしい仕事を続けていくためには無理だと感じることは一切しないということを徹底してください。

いことはしない。ただそれだけ。


無理は望まれているのか

正直、言うべきことは「無理はしない」以上。なんですけど、それだけで実践するのは難しい部分もあるかと思うので、もう少し、無理をなくてもいい理由についても掘り下げます。

無理をすると続かないのは当然ながら、その無理が、実はお客様や社会からは求められていないとしたらどうでしょうか。さすがに無理をする気持ちにもならなくなりますよね。

なので、ここではお客様は営業パーソンが無理をすることを望んでいるのか?ということについて考えてみます。

しつこいですが、無理とは字のままで、理が無いことです。営業場面で言うと例えば、

①たくさん買うとか、お客様を紹介してくれるとか特にこちら側にメリットのない状況でとにかく値引きを要請される

②夕方になって、今日中に見積もりをくれと言われる

③〇〇社さんのお考えはそうなんですね!などと恫喝してくる

とかでしょうかね。

こんなこと言う人います?って言いたいけど、いますよね。

世界を獲りたい人や歴史を変えたい人は、一般人とは違うモノサシで働いてくれればいいのですが、僕らに対してこんなこと言ってくる人は、勘違いしているのではっきり断りましょう。もはや、お客様じゃないです。

僕が何度も使う話で申し訳ないのですが、仕事の起源は「俺たちがマンモス倒してくるから、君たちは木の実を拾っておいてくれ、そこのあなたは水くみで!」です。一人で生きていくのは大変だから、仲間、集落、村で分業したわけです。

その集落のサイズが地球規模になったことと、貨幣の発明で物々交換の腐るという課題から解放されたことで分かりにくくなっていますが、協力し合って一人で生きていくよりも楽になる問うことが仕事の本質だと考えます。

「マンモスと交換する水なんだけど、いつもより減らしていい?」とか「俺は水汲んだら帰るけど、マンモス捕まえるまで戻ってくんなよ!」とか「マンモスチームのお考えはそうなんですね!?」とか言います?絶対言わないでしょ。そんなフリーライダー?テイカー?は集落から追放です。むしろ、「マンモスありがとう!今回はたくさん水を汲めたから多めに分けるよ!」でしょ!!!

何となく、自己犠牲してでも仕事することが美学のようになって勘違いした勢力が今は大多数なので、子育てしながら仕事しようとしてるような人が逆に村八分になってしまうような不思議な世の中になっています。

でも、僕は原理原則は強いと思ってます。遠からぬうちに、お客様に対しては無理をするのが当たり前だという(理が無いことをするのが当たり前って、理論上崩壊しているよ)お互いの首を絞める考えは少数派になっていくように感じます。

っていうか、そういう世の中のほうがどう考えてもいいと思うんですけど・・・どうですかね?


あなたが無理をさせない

お客様に対して無理をさせあうような世の中は続かないと想像しましたが、僕はこれについては少しでも早く、みんなでそういう世の中を迎えに行かないといけないと思っています。

分業なんだから、関係は対等が当たり前で、対等に付き合えないならフリーライダーとして咎められてしまう。そのほうが健全ですよね。

なので、”持続可能営業”をしていくにあたって、大変重要なのは、自分自身がお金を払う立場になったときには無理な要求をしないことです。

お客様が偉くて、無理な要求をすることができると捉えて苦しんでいる営業ほど、実は自分がお客様になったときには無理な要求や、安ければ安いほどいいみたいな発想をしがちです。

まずは、一人ひとりがお客様の時に、対等であることを意識していくことで、社会が良くなっていくと思いますし、実際に常に社会生活の中で対等な意識でフラットに付き合うようにすることで、自分が営業側の時にお客様と対等に付き合うことができるようになります。

お客様が偉いという発想にすでにいので、結局ツラくて無理をすることになるという図式なんです。


最後に

無理をしないのは分かったけど、会社がそれを認めない・・なんて声が聞こえてきそうですが、そこは転職でお願いします。

従業員を犠牲にして儲けようとか存続させようという会社は市場から退場してもらった方がいいと思います。

だって、サービスにそれだけの魅力がないから、無理をしないといけないわけで、そんなサービスは売れないほうが世の中のためです。そうは思いませんか?

次回は、引き続き”持続可能営業”のマインドセットの「他人と比べない」について書きます。

P.S.マンモスって狩って食べる対象なのかな。例えが下手な気がしてきた。

では、また明日!



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