見出し画像

仕事が決まらなくても「ありがとう」をいただけることもある

今日のnoteは、人材サービスを生業にしているのに、仕事が決まらなくても「ありがとう」をいただけることがあるというお話です。


たくさん話して、辞退した派遣スタッフ

今日は良いことが2つありました。

1つが、仕事が決まった派遣スタッフさんから、「櫻井さんが頼りになりそうな方で、ほっとしました。今日はありがとうございました!」って言ってもらえたんです。良いでしょ!

で、2つ目が、仕事が決まらなかった派遣スタッフさんから。

職場見学(面接ではない)という職場の見学と先方とのあいさつへ言ったあと、その方の将来の展望と、紹介している仕事がどうしてもマッチしないように感じて、かなり長い時間、話をしました。

これからのキャリアを考えて、先々給料が上がったり、総合職的な正社員になる可能性があるわけではないこの案件でいいのかみたいなことを、いろいろな角度から話をして考えてみてもらいました。(かなり、ぼやかしています。)

1時間以上話をして、結果として、もっと違う働き方を目指して仕事を探しなおすことになりました。(ご家庭の都合でそんなに急いで仕事探さなくて良いみたい)

正直、そのままで案件を進めれば、派遣サービスが1件決まっていたわけで、昔はよく上司に怒られていました。でも、何回やり直してもやっちゃうんですけどねw っていうか怒る上司のほうが間違ってるよね!!

・・・とはいえ、ご辞退なさった後で、「また、やっちまった・・」とも一瞬思ったんですよ。でも、その方が「こんなに真剣にいろいろ教えてくれて、考えるきっかけもくれて、すごく感謝です。ありがとうございます!」って言ってくれたんですね。もう、最高にうれしくて、売上なんてどうでもいいやー!って思っちゃいました。(でも売上は大事!)

しかも、「こういった話を派遣スタッフさんとした結果、ミスマッチだと思ったので、辞退になりました。他の方を提案させてください。」とクライアント企業に報告したところ、そこでも、「就業した後でしっかり活躍できるかどうかも気にしてくれて、ありがとう!」って言われました。最高&最高!


目の前の人にできることに全力で

基本的に人材サービスって、仕事を決めることができれば問題がなく、時に「ありがとう」をいただくこともあり、逆に仕事を決めることができないと、お叱りを受けたり、クレームに発展することがあるというのが普通です。

ですので、どこまで行っても仕事を決めることに全力を注ぐことが正義だと思いがちです。あながち間違ってませんが、決して常に正義ということはなく、マッチしていないと思われたり、スタッフさんの知識や経験不足によって判断ができていないように思われたりするときは、仕事を決めること以外のことを優先したほうが真摯なんだと思います。

仕事決める決めないとかよりも、「目の前の人にできることに全力で向き合う」ことが何より大切なんだと、今日は改めて感じました。


最後に

社外の方から、1日に3回も4回も「ありがとう!」って言ってもらえることって、意外とあんまり無いんですよね。(僕だけ!?)

だから、今日はすごくうれしい1日だったというお話でした。いやー、僕も「ありがとう」って言おう!

・・・・今日のnoteは最後まで読んでも、ずっと僕の自慢話という内容でしたw 残念!

では、また明日!



転職エージェントや人材派遣会社へ就職してお悩みがある方、これから転職を考えている方、どちらでもない方、ご質問やご相談はこちら↓へお願いします。

※無料で全力でなんでも答えます。


サポートいただいた分は、人材派遣で働く人のサポート、人材サービスで働く方のサポートの活動に使います!必ず、世の中の役に立てますね。