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今日は、さだまさしさんの「風に立つライオン」について、お話しします。


突然、youtubeのおススメに出てきた

SDGsについて、調べたりしていたからでしょうか。

youtubeのおススメに↓が出てきました。



さだまさしさんは、歌詞が素晴らしいというイメージと、まっちゃんが「道化師のソネット」を一番聞いているという話と、北の国からのイメージ・・・これが、僕の知る全てでした。

youtubeにレコメンドされる動画としては、僕にとっては異質に感じたので、移動中の電車で、なんとなく、見てみました。

・・・鳥肌が立ちました。そして、ウルウル来ました。


僕は今、とてもyoutubeに感謝しています。



僕はよどみない生命(いのち)を生きたい

Wikipediaによると、

長崎大学熱帯医学研究所の医師としてケニアに派遣され現地医療に従事していた柴田紘一郎のエピソードにさだがインスパイアされ、制作した楽曲[1][2]で、歌詞は主人公(柴田)が日本にいる恋人に宛てた手紙の形式を取っている。

とのことです。

また、映画化もされているそうで、主演は大沢たかおさんです。

えぇ・・・?っていうか、僕は何で知らないの・・・?2015年映画化って、日本にいなかったっけ?w

そして、この曲は1987年にリリースされた曲だということです。
僕、その時4歳です。それでも色あせないどころか、今だからこそ、余計に色鮮やかに心を打つ歌詞だと感じます。

風に立つライオン

突然の手紙には驚いたけど嬉しかった
何より君が僕を怨んでいなかったということが
これから此処で過ごす僕の毎日の大切なよりどころになります
ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える三度目の四月が来て
今更千鳥ヶ渕で昔君と見た夜桜が恋しくて
故郷ではなく東京の桜が恋しいということが
自分でもおかしい位です おかしい位です

三年の間あちらこちらを廻り
その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました
ビクトリア湖の朝焼け 
100万羽のフラミンゴが一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ

この偉大な自然の中で病と向かい合えば神様について
ヒトについて 考えるものですね
やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね

去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした
闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川

診療所に集まる人々は病気だけれど
少なくとも心は僕より健康なのですよ
僕はやはり来てよかったと思っています
辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです

あなたや日本を捨てた訳ではなく
僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです

空を切り裂いて落下する滝のように 
僕はよどみない生命(いのち)を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい
最后になりましたが あなたの幸福を 心から遠くから 
いつも祈っています

おめでとう さよなら


僕が語るのも、おこがましいくらいですが、そして、歌詞の背景も全然分かってないですが(少し調べたけど)、この動画を見て、曲を聴き、歌詞を知り、胸が震えました。

「やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね」

「診療所に集まる人々は病気だけれど、少なくとも心は僕より健康なのですよ」

「僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです」

「僕はよどみない生命(いのち)を生きたい」


・・・15年以上、社会人の端くれとして、目の前の仕事が誰かの役に立っていると信じて、突っ走ってきました。

時に、これは、目の前のオッサン以外の誰が喜ぶんだ?という疑問もなくはなかったですが、僕なりに真摯に向き合ってきたつもりです。


それでも、この曲を聞いて、思ったことは、

きっとこの国は、まだ道に迷っているし(いろいろな国や人の犠牲の上の平和って歪だよね)

僕の心は不健康にも、ただ生きていることに思いあがっていて、

僕の生命はよどんでいる

ということです。


弱い立場の味方になりたくて、ただ懸命に働く人の納得感を高めたくて、才能を活かして生きている人を増やしたくて、人材サービスに携わっています。

でも、僕はたぶん、風から逃げるライオン・・・いや、風にしゃがむニャンニャンwです。(なんか、キモいな!)

うーん、僕はよどみない生命(いのち)を生きたい!


僕は医者ではないけれど

この曲を聴いて、医師を目指した人がいるそうです。

この曲を聴いて、国際協力を目指した人もいるそうです。


僕は、今から医師になれるわけでも、すぐにNPOに転身することもできません。でも、それぞれの置かれた立場で、少しでも世の中を良くするために、という視点で活動できれば、それぞれが風に向かって立つライオンになれるのではないでしょうか。


日々の生活や仕事の中からにはなりますが、風に向かって立つライオンのような小さな志の炎を燃やしながら、過ごしていきたいと思いました。


最後に

この歌は、2013年には、さださん自身による、映画化を前提とした小説家がされ(大沢たかおさんが歌に感銘を受け、依頼したそうです!)、そして、2015年には映画化されました。

小説は読んでないのですが、Amazonプライムで、さっそく映画を見ました。めっちゃ感動しました。(なんかレビューは賛否あるけど、演技もストーリーも素敵だったと思うけど・・・)

「大丈夫!大丈夫!」
「頑張れってのは、人に言う言葉じゃないよ。あれは、自分に向かって言っているんだ」
「そう願えばなれる。10人の命を救うんだ。」

僕も、自分に向かって、「頑張れー」って叫ぼう。そこまで過酷じゃないけど。

それから、エンディングの、医師になるきっかけをくれた、シュバイツァーの伝記をくれたのがご両親って言うのが、子育て世代としては胸熱ですよね。「両親⇒主人公⇒少年兵⇒視聴者」とバトンが渡された気分です。


そして、その映画の後、さだまさしさんにより、「風に立つライオン基金」というものが立ち上がったそうです。

↑HPによると、風に立つライオン基金とは↓

我々は、小さな『志』の集合体です。
我々は、災害に苦しむ人を支援します。
我々は、ささやかで偉大な活動を行う人を応援します。
我々は、大切なひとの笑顔を護るための「平和」について考え、活動します。
一人一人の小さな思いが、沢山の小さな生命を支えられることを信じます。
「風に立つライオン基金」はその為の組織です。

2015年 夏 さだまさし


週4日で食べているお昼のカレーを我慢して、毎月寄付に申し込みました。

何だか、寄付していることで元気と勇気が貰えそうです。


僕にとって、今まで、「小さな志」や「個の信念」をどう貫くべきか、勇気をくれる物語は「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」でした。


これからは、「風に立つライオン」を聴いたときにも、勇気をもらうことになると思います。

では、また明日!



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