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播磨町まちづくりアドバイザーの日々

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兵庫県で一番小さいまち播磨町で週3日役場に勤務しながらまちづくりを進めています。政策をつくったり、自治会や地域活動の相談に乗ったり、縦横無尽に動き回っています。
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#まちづくり

【播磨町】これからのコミセンをみんなで考える

 先日、播磨町野添コミュニティセンターで、これからのコミセン活動を考える意見交換会が開催されました。播磨町では4つあるコミセンすべてに指定管理者制度を導入しており、地域自治組織である各地域のコミュニティ委員会が指定管理者として館の運営をしています。コミュニティ委員会の構成はほぼ自治会長であり、毎年役員が変わる体制であり、組織として脆弱と言えます。  そんな中、野添コミュニティ委員会では、約2年前から組織改革プロジェクトを立ち上げ、自治会長中心の運営から、もっと多様な人が参加

【播磨町】東播磨地区自治会研究会でも対話の場を

こんにちは、兵庫県で一番小さなまち播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。今回は、播磨町を超えて東播磨の自治会についてまとめてみます。内容は先日開催された東播磨地区自治会研究会。 そもそも東播磨地区自治会研究会って?  播磨町は兵庫県の中でも東播磨というエリアにあります。東播磨は明石市、播磨町、稲美町、加古川市、高砂市の3市2町からなるエリアです。年に1度、このエリアの自治会長があつまる研修の場があります。それが東播磨地区自治会研究会です。昨年は稲美町が事務局で開催さ

【播磨町】行政職員にファシリテーション技術を

こんにちは、兵庫県で一番小さなまち播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。あっという間に寒くなってきましたが、noteに書くこともどんどん溜まってきたので、振り返りながらまとめていこうと思います。 なんでファシリテーション 播磨町役場でアドバイザーをはじめて、徐々に気づいてきたことがあります。それは行政が事務局をする会議でうまくいく会議とうまくいかない(積み上がっていかない)会議があるということです。よくよく観察してみると、行政職員はほとんどの会議で「口述書」を準備し

【播磨町】「これからの播磨町の協働のまちづくり」研修

こんにちは、兵庫県で一番小さなまちのまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。昨日(2月18日)に協働のまちづくりを進めるための職員研修を開催しました。当日は、議会からも参加があり、50名以上の方に参加いただきました。 協働のまちづくり宣言 播磨町は2022年に町制施行60周年を迎えます。(実は新島も完成50周年!)60周年を期に協働のまちづくりを進めていくための、協働のまちづくり宣言をする予定です。昨年の春から、庁内でのワーキンググループによる課題整理をすすめて、それらの課題を

【播磨町】10月2週目のまちアド(10/6,7,8,9)

こんにちは。兵庫県で一番小さいまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯亮太です。10月2週目は緊急事態宣言も終わり、様々な会合が再開されました。民生児童委員協議会に参加したり、南部コミセンの自治会長会で福祉と防災の連携事業や社協の生活支援コーディネーターと企画している講座についてお話したりしました。あとは役場内部での打ち合わせが3つほど。 民生児童委員協議会に参加 民生児童委員(正式には、民生委員・児童委員)ってご存知ですか?なんとなく聞いたことあるなーと思われる方が多いと

【播磨町】9月第5週のまちアド(9/27〜10/1)

こんにちは。兵庫県で一番小さいまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯亮太です。今週は役場内部での会議にほとんどの時間を費やした1週間でした。合間合間でコミセンや自治会のみなさんと電話でやり取りしつつ、年末にかけての研修会や会議の日程調整を進めていきました。とにかく打ち合わせが多かった1週間でした。 協働のまちづくりのための町長協議播磨町では協働によるまちづくりをすすめるために、役場内に協働WGをつくって、課題の整理などをしています。会議の内容はこちらにまとまっています。今

【播磨町】9月第3週のまちアド(9/13〜9/17)

こんにちは。兵庫県で一番小さいまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯亮太です。 今週は月、水、木、金の4日間勤務でした。大きな出来事としては、自治会連合会の役員会、福祉会館の活用に向けた話し合い、その他空いた時間は町内を回っていろんな方に会っていました。 自治会連合会の役員会播磨町には45自治会あります(残念ながら昨年度末に1自治会解散してしまいました)。自治会連合会は45自治会によって構成される町レベルの組織です。播磨町は、野添、西部、東部、南部と4つのコミセン区に分か

【播磨町】9月第2週のまちアド

こんにちは。兵庫県で一番小さなまち播磨町のまちづくりアドバイザーの佐伯です。今週の播磨町勤務は9/10金曜日と9/11の夜に自治会の役員会に参加しました。9/10は朝から打ち合わせがいくつかあり、合間でコミュニティセンター(以下、コミセン)に行って、最近の状況を聞くような一日でした。 コミセンに出かけて館長さんと話す播磨町には4つのコミセンがあります。全てのコミセンが指定管理に出ていて、各地区の自治会を中心としたコミュニティ委員会が指定管理者になっています。いずれのコミセン

【播磨町】まちアド1年目の年間レポート

 アドバイザー業務を1年担ってみて、本当にたくさんの仕事に関わらせてもらいました。2020年度に関わった業務についてざっくりですがまとめパンフレットを作成して配布しています。詳細が気になる!という方は播磨町役場ホームページから御覧ください。こちらです。 年次報告以外にも、毎月24日発行の広報はりまで「まちアド通信」というコラムを書かせてもらっています。こちらも全てホームページ上がっているので御覧ください。まちアド通信はこちらから。

【播磨町】8月最終週〜9月第1週のまちアド

今週は新しいプロジェクト会議が始まったり、オンライン配信をサポートしたり、月末のアドバイザー定例会議があったり、少しバタバタした1週間でした。が、これくらいが通常運転といったところです。今回も特徴的な業務をお知らせします! 自治会で管理するゴミステーションを考える8月31日には自治会連合会の中で「ゴミ課題検討プロジェクトチーム」が立ち上がりました。播磨町はゴミの分別が割と細かく、転入された方は割と驚かれます。私も明石市から転入してきたときに、「こんな分別細かいんや!」と驚い

【播磨町】まちづくりアドバイザーってどんな仕事

こんにちは。兵庫県で一番小さな自治体、加古郡播磨町のまちづくりアドバイザー佐伯亮太です。まちづくりアドバイザーってどんな仕事?と聞かれることが増えてきたので、今更ながらnoteを始めてみます。 まちづくりアドバイザーとは播磨町では2020年4月からまちづくりの専門職として、まちづくりアドバイザーを配置しています。  播磨町のまちづくりに関わることであれば、なんでも関わっています。例えば、地域の防災活動、地域でのサロンの立ち上げ、自治会連合会の運営、自治会の情報共有のICT