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リモートワークに向いてる人/向かない人

新型コロナウイルスへの感染拡大防止のため、リモートワークに移行して3ヶ月ほど経ちました。

現在は20名ほどのエンジニアの方々と一緒にリモートでお仕事をさせてもらっています。

「エンジニアはPCとネット環境さえあれば仕事ができるのだからリモートワークに向いている」なんて記事を見かけますが、実際に始めてみると職業的に向いていても性格的に向いていない人がいるなと感じました。

リモートワークに向いている人はどんな人でしょうか?

リモートワークに向いている人の特徴

1. 報連相が早い
2. 一人で考え込み過ぎない
3. 期限(〆切)を意識できる
4. 文章から感情や機嫌がわかる
5. 自立している
6. 質問内容が具体的である

他にもあるかもしれませんが、パッと思いつくのはこんな感じ。

1. 報連相が早い

向いている人はどんな問題が起きたか、何に困っているか、状況を伝えるのが早い傾向にあります。
報連相が早いと管理者やリーダーが早く状況を把握できる分、フォローも早くしてもらえる。結果、仕事も早くこなします。

向いていない人は問題を抱え込みます。
しばらく音沙汰が無いな・・・と思って確認すると、誰かに聞けばすぐ解決するような問題で何時間も何日も悩んでいたりします。

2. 一人で考え込み過ぎない

向いている人は他力を使うことができます。
課題に対してしばらく考えて自分では解決できないと思ったら、遠慮せず周りに助けを求めます。

向いていない人は何日でも一人で考え込みます。
恥ずかしいのか遠慮しているのか周りに助けを求めません。結果、課題を解決させるのに時間がかかり過ぎて進捗が遅れるか最悪、何の成果物も提出できません。

3. 期限(〆切)を意識できる

向いている人は期限を把握した上で作業します。
遅延しそうであれば管理者に早めに相談します。そして、いつまでに完了しそうかある程度の目処を付けています。

向いていない人は期限を過ぎてから遅延していることを報告します。
「もう少しかかりそう・・」や「今は○○しているところ」といった報告ばかりで本人も完了の目処が付いていません。

4. 文章から感情や機嫌がわかる

向いている人との文章でのコミュニケーションは気がラクです。
文章内に!マークや絵文字、www(草)、笑などを使ってくれることで、顔が見えなくても柔和な雰囲気を作ってくれます。
冗談を交じえることができます。

向いていない人はですます調や命令形の業務チックな言葉ばかりで、もしかして怒っているのかな??と相手に思わせてしまいます。
自分の発言が相手にどう伝わるか?を意識できていません。

5. 自立している

向いている人は自分で考えて行動に移します。
次に何をすればよいか、自分で仕事を探してきて相談の上、対応します。
また、ある程度の作業を一人でこなせるだけのスキルを有しています。

向いていない人は指示待ちになってしまいがちです。
次に何をすればよいか、仕事を上の人に探してもらって与えられたら対応します。

6. 質問内容が具体的である

向いている人は何に困っているか具体的に伝えます。
必要に応じて、スクリーンショットや動画を用いて状況や状態を説明したり出力されたログを載せたりします。

向いていない人は事象だけ伝えます。
「エラーが出て表示されません。」「サーバが起動しません。」といった具合にどのようなエラーなのか、どんなコマンドを実行したのか伝えません。
結果、問題の原因究明と解決に時間を要します。

さいごに

Twitter社のように永久的にリモートワークを許容する企業もあるようですが、一時的に導入している企業がほとんどだと思います。
なので、今年はある意味、リモートワークを経験できる良い機会でもあります。

今の内に職場でもリモートでも活躍できる素敵なエンジニアになりましょう。

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