見出し画像

【感想】「マンガで分かる肉体改造 短眠編」を読んでみた

今度は
マンガで分かる肉体改造 短眠編
を読んでみたので備忘録がてらnoteに教訓を書き残しておく。

著者について

著者(原作者)は精神科医のゆうきゆうさん。
マンガで分かる心療内科でお馴染み(お世話になっております。)
過去のモテないエピソードが度々語られており、完全にいじられ役となっている。
メンタルクリニックの他にスキンクリニックも展開しており医者というより実業家みたいなイメージがあるようなないような。
ちなみに作画は漫画家のソウさん。

読もうと思った理由

学習や趣味の時間を作りたかったから。

仕事と育児に追われているとどうしても個人の自由時間が減ってしまう。
コロナが流行る前は子供を嫁に任せて勉強会に参加したり遊びに行くこともあった(逆に嫁がお出かけして自分が子供と過ごす日もあった)が、ワンオペ育児というのはやはりそれなりに大変である。

仕事も頑張りたいし、家族と過ごす時間も大切にしたい・・でも自分のための時間も欲しい!となったら睡眠時間を減らすしかない。
妻子が寝ている深夜(早朝)に起きて自分の自由時間に充てようと思った。

自己流で短眠を実践していたが無意識のうちに目覚まし時計を止めてしまい起床に失敗する日が続いたのでこの本を取ることにした。

教訓1:居眠りすべし

本書では短眠を成功させるポイントとして日中に居眠りすること、つまり10~15分ほどの仮眠を1,2回することが重要だと書かれている。
睡魔が溜まってしまうと結果としてパフォーマンスが落ちてしまう。
なので、睡魔が溜まってしまう前に仮眠することで高いパフォーマンスを維持できるのだとか。
もし時間が取れなくても1分前後、目を閉じるだけでも頭をスッキリさせる効果があるという。

昼寝を推奨する企業や学校のニュースを聞いたことがある。
前職では昼休憩中に寝てたら上司に「やる気あるのか?」といちゃもんを付けられたことがあった。
一部の人にとって会社で寝る=やる気がない、サボっている、孤立しているというイメージが残っているのだと思う。残念である。
昼寝の文化が日本に根付いてくれることを願う。

今まではエナジードリンクやコーヒー、眠気覚ましのツボを押したり歩き回ったりして眠気を飛ばすことばかりやっていた。
これからは日中(仕事中)に眠くなったら我慢せずに寝れる時は寝よう。

教訓2:決まった時間に起きる

本書では何時に寝たかに関わらず、何があろうと決まった時間に起きるという習慣化こそが重要と書かれている。
睡眠は90分サイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すそうでレム睡眠のタイミングが一般的に起きやすいのだとか。
だが、そこはあまり関係なくとにかく決まった時間に起きればよいらしい。
※ レム睡眠は脳が活性化している状態の睡眠。ノンレム睡眠は脳が沈静化している状態の睡眠。

なるほど・・
今まで夜ふかしは良くないからという理由で(子供のためにも)就寝時間を強めに意識していたなぁ。重要なのは起床時間の方か。
まぁ日中に眠くなれば寝ればよいわけだし、夜中に何時間寝たかはあまり重要ではない。

これからは就寝時間にこだわらずAM3時に起きよう。

教訓3:寝付けない時は寝なくていい

睡眠時間が短いからといって健康を害したり思考力が低下するわけではない。
ならいっそのこと眠れないならムリして寝なくていいんじゃない?という逆転の発想というかある意味ごもっともな話。

以前、不眠症の症状が出て寝たいのに寝れない時があった。
そして、仕事中に眠くなり夜にまた寝れないという負の連鎖・・
今は4歳の息子よりも早く寝落ちするほどに入眠が早い(もはや気絶と言えるレベル)のだが、あれは何だったのか??
きっと仕事に行きたくないストレスが原因と予想している。

これからは寝たい時にベッドに入るのではなく、眠い時にベッドに入ろう。

教訓4:短眠していることは秘密にする

短眠について大半の人が理解していないから人に言うべきではない。
人に話してしまうとやめとけ!と止められたり、何か失敗すると短眠のせいにされる危険がある。要は危ない奴だと誤解される。

短眠は健康に悪いという意見もあり、精神科医や学者の間でも意見が分かれているようです。
それに、これは短眠に限らず理解していない人(あるいは理解が誤っている人)に話しても誤解を生むだけ。なので、話すだけ無駄。
エンジニアの仕事を説明しても結局、「パソコンで何かしている人」という意味不明な解釈をされたことが幾度とあるのですごくよくわかる。

さすがに一緒に暮らしている家族には単眠していることを伝えた(ばれた)が、特に会社の人には「自分、早起きなんです」くらいに留めておこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?