DeNAの志望動機&入社後の社風/業務
どういう目的やビジョンのもと、DeNAを選んだか。企業選択の軸はなんだったのか。どんな社風なのか。業務はなにか。やりがいはなにか。
学生さん100人以上に、ボランティアでコーチングをしてきたが、その際よく聞かれる上記のことをまとめておくことにした。
なお、2020-04-09時点で、DeNAの一部署に所属する一社員の、業務外での発言であり、社の公式見解ではございません。
個人的なMission, Vision, How
Mission : もうちょい、愛と希望のある世の中にする
Vision : 自他の可能性の最大化
How : 「可能性=能力x時間」とし、人の能力と時間の向上にITで貢献する
Howを実現するため就活時に想定してたキャリアパス
Web系エンジニア数年
→プロダクトマネージャー
(or 人事系エンジニア)
→起業家・経営者
自分のIT系やプログラミングへの関心と、自分の対人スキルを活かしつつ、自分のWillを実現するなら、これがいいと今のところ思っている。
Howやキャリアパスを実現するために、なぜDeNAか
このキャリアパスを実現させるとなると、いわゆるWeb系/IT系のネットベンチャーのメジャーどころが最初の有力な選択肢となる。(最初っから良いアイデアとプロトタイプがあって、相性のいい仲間と投資家に巡り会えているなら、最初から起業一本でやると思うが)
となると、楽天、ヤフー、サイバー、DMM、DeNA、メルカリ、リクルート、LINE、mixi などが選択肢として出てくる。
自分はこの中から絞り込むなかで、「問題解決を楽しくやれたらいいな」と思うようになっていた。
進次郎風に言ってしまうのであれば、セクシーにやりたかったわけだ。
イメージとしては、こんな感じである。
社会課題とか、環境問題とかって、向き合うと辛いものが大変なので、続かないわけである。
健康課題や生活習慣病を解決するのだって、結局、適切な食生活と運動と睡眠と、禁煙と禁酒だなって、大体わかっている。
でもわかってても、できない。難しい。続かない。
では人が続けるのはどうすればいいのか。
上の動画のように、楽しければ良いんじゃないかと思うようになった。
そこで、問題解決をしつつも、それを楽しめるような仕組みを作りたかった。バランスを追求したかった。
そこで、エンタメと問題解決を両方やっているDeNAという会社が目に入った。ゲームやスポーツやエンタメ事業で培ったナレッジがあるなか、自動運転やヘルスケア系の社会課題解決系の事業をやっているのが面白いなと思った。
これがDeNAをファーストキャリアに選んだ最も大きな理由である。
あと、偉そうな言い方をすると、選考を受ける中でお会いした社員の5,6名が総じて優秀に感じたのと、待遇面でも特に不安を感じなかったのも、副次的な理由である。
DeNAの社風や雰囲気
志望者さんが合うかどうかを考えたい時は是非見てください。
まぁ、理論と感性と実行力と真面目さと自由さのバランスがいい人が多いんじゃないですかね?
自分は今の所、楽しくやれています。同僚と話すのも働くのも楽しいです。
自分の所属するヘルスケアの部署は、優しい雰囲気をベースにしつつ、問題意識を持ちながら、着実にできることをやっていっている印象。
多くの人が18時台には帰ってます。
実際に何を毎日やっているのか
↑この辺参考にしてください。一応下に自分のも書いておきます。
・午前中に出社
・アジャイル開発を基本に開発をすすめる。(システムのメンテや機能追加の、要件定義・設計・開発をデイリースクラムで進捗共有しつつすすめる)
・1on1を含む、各種MTG
・(自分は人事系に興味があるので、たまに)人材開発や組織開発について人事と議論
・(結果的に)8時間くらい働いたら、帰る
やりがいや大変なこと
これもよく聞かれるので。
自分はもともと医療問題やヘルスケアの問題に高い関心があり、ITエンジニアとして医療問題の解決に寄与したかったので、やりがいに関してはあまり問題にならない。
大変なことは、
・ヘルスケア業界は、どの会社もそうだが、試行錯誤中であること
・力不足故に、解決できない技術的課題にぶち当たること
主な作ったもの
kencomというアプリケーションに育成ゲームを組み込みました。
ユーザーがkencomを使って健康的な行動をすればするほど、このかわいいエアモというキャラクターが育ち、進化します。逆に無視して健康的な週間をおろそかにしてしまうと、徐々にエアモが弱っていき、逃げていってしまう仕組みになっています。
ゲーミフィケーションと社会課題系をうまく組み合わせた、DeNAらしいプロダクトだと感じます。
自分はこれのバックエンドの開発を新卒1年目に中心となって開発しました
その他にも社内で使うツールの改善などもして、業務効率の改善などに寄与しました。
どんな人が受かりますか?
採用担当ではないのでわかりませんが、身も蓋もないことを言うと、おそらく、「DeNAに"合う"人」です。
"合う"かどうかは、前述の社風に関する情報を読んだり、新卒採用責任者の風早さんのnote記事群を参照したりして、考えてみてください。
また必要な技術レベルに関しては、こちらが参照になるかもです。
あと、個人的には、コーチャブルな人がいいです。多分、自分以外もそう思っている社員はいるはずです。詳しくは以下を是非。
その他会社について細かいこと
学生さんに聞かれたことのあることを羅列しておきます。
・上司怖いですか?
自分の上司はそんなに怖くないです。ストイック目な上司もいますし、フランク目な上司もいます。
・配属希望通りになりますか?
自分は希望通りでした。人によります。人事に言う余地はある。シェイクハンズ制度で異動が比較的しやすい。
・エンジニアと企画の役割
エンジニアが企画から加わって議論するのが理想ですし、そういうところが多いハズ。グループによってはそれが難しくなっているところもあるかもしれない
・働きながら、人の役に立ってる実感あるか
あります。もともとやりたいことに近い事象でしたし、自分のやっていることが何につながっているかを考えるのが好きなので。
・メガベンチャーってどうですか?裁量権、早い時期からありますか?
DeNAは、比較的あるんじゃないですか?2年目にはグループリーダーとして10人くらい見ている人もいます。2020-02-23時点では、より現場に任せていこう的なスタンスも経営陣に見られます。
なんで会社たてたん?
会社を持っており、一応、役員二人のど零細企業の代表取締役ではある。
ただ、起業は、個人的に特に意味を見いだしていない。自分が解決したい課題が、会社組織に居たほうが早く解決されるのであれば、会社に属す。
独立してやったほうが速いなら、そうする。
今はIT技術その他が不足しているので、会社にも属している。それだけの話しである。
また、人を雇うという行為自体に価値を見いだしているので、それをいつかするためにも、会社を持っている節もある。ただ、自分の10倍合理的な共同創立者には、「あくまで事業に必要になったとき、適切な人を雇うべき」と言われる。まぁ、そりゃそうですな笑。
以上、よく聞かれることをまとめてみました。
え、マジっすか、サポートいただけるんですか? え、大感謝以外は、返せないですよ?