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いじめのある世界を生きる子供のために親ができること

昨今、いじめ問題がメディアを賑わすことが多い。いじめによる不登校、いじめによる自殺、いじめによる鬱病気。とにかく後をたたない。この問題は何十年、何百年たっても解決されないのだ。

ビジネスでも永遠の課題には触らない方が得策だ。多くのチームが課題に立ち向かっては根本的な解決に至らずにチームは解散していく。いじめ問題も同じなのかも知れない。生物の特性上仕方のない事態。いじめがあるからこそ保たれる“何か”があるのかも知れない。

ただ、自分の娘がいじめられたとしたら?神様が許したのだから仕方ないで済ませるか?そんなはずはない。ボクはいじめに対していつか立ち向かわなければならないかも知れない。その時のために、対処方法を考えておこうと思った。

大きな方針として3つ考えた。Whatは考えたが具体的なHowまではまだわからない。ただ、Whatを掲げるだけでアンテナが張られてHowに敏感になる。まずはWhatだ。

①いじめ群から物理的な距離を置く

一番はこれだろう。いじめに立ち向かう必要はない。ならば離れることが得策だ。小学生なら転校する。社会人なら転職する。ただそれだけだ。そのときに大切なマインドとしてはライトアセットでいることだ。変化に柔軟に対応できる組織というのはライトアセットでできているのだ。

例えば『持ち家を持たない』。家があるから引っ越せない。家のローンがあるから転職が怖い。この変化の激しい時代にヘビーなアセットを持つのは非常にリスキーといえよう。

②いじめ群にいじめ以外の楽しさを与える

なぜいじめをしてしまうのか?それは楽しいからだ。何かしらの欲求が満たされるからだ。いじめに勝る欲求を手に入れてないからだ。つまりいじめに勝る欲求を与えてやればいい。

職場でのいじめなど上司の無能さを曝け出している。チームが事業よりもいじめを楽しんでしまっているのだ。なんとも情けない事態である。

ただ、いじめを楽しんでいるような奴にいじめ以外の楽しさを教えられるのか?それはかなりの時間が必要だろう。

『いじめ群一人一人と仲良くなり、彼らの本質的な欲求を知り、その欲求を満たせる何かを与える。』

完全に、親や先生、上司のやるべきことである。親であるボクらは適切な学校、職場を選ぶことだ。つまりそれは①への回帰になる。

③いじめ群を倒す

暴力でいじめられているのであればそれ以上の力を、言葉でいじめられているのであればそれ以上の弁論術を。目には目を、歯には歯をだ。

か弱い子供なのであれば一緒に運動して鍛えていくのもありだろう。そもそも運動する習慣は子供の時から持っておいたほうが良い。親子で一緒にできるなら尚のことだ。

高圧的な言葉をかけられて、もじもじしてしまうならそのような環境に慣れることだ。たくさんの人に接し、たくさんの人に慣れる。学校以外の部活やコミュニティに参加しておくのもいいかも知れない。

兎にも角にも、いろんな打ち手は打てそうだ。確かに対処が難しいのは事実だろうが、何もできずにただ見ているだけの親にはなりたくない。

リョウ

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