【オタク】ノベルゲーム(ADV)を3本も積んでしまっている話
画像:ひぐらしのなく頃に奉 製品ページ
今日もお疲れ様です。準一級呪霊のりょーまです。
noteデビュー(見る専卒業)から早くも4作目です。明らかにキャッチされないXへのポストよりもこちらの方が好き放題語る場として凄く心地が良いので筆が止まりません。
そんな訳で今回もつまらない内容ですが見ていただけたらな、と思います。
・ノベルゲームに手が進まない
私はこれまで何個かノベルゲーム(基本的に、プレイヤーの介入度が低めのもの、ストーリー重視のエロゲーも含む)を遊んできました。作品一覧も載せましょうか
これまで遊んできたゲーム
レイジングループ(完走&最高)
鈍色のバタフライ(完走)
トガビトノセンリツ(完走)
↑全てケムコさんシリーズ
ルートレター(完走)
マブラヴ/オルタネイティヴ(完走)
シークレットゲーム/キラークイーン(3エンド回収くらいで投げた)
(この中に含めるのは正解なのか…?)9時間9人9の扉(完走)
同シリーズの善人シボウデス(2エンドで投げた)
シュタインズ・ゲート(購入から2年以上かけて完走)
このようなラインナップである。個々のゲームについては、レビューと言うには独りよがりで抜けも多いだろうが作品について語る機会があるかもしれないので割愛。
そして、現在「積みゲー」化しているのがこの3作品である。
ひぐらしのなく頃に奉(出題編プレイ、進行度40%くらい?)
シュタインズ・ゲートゼロ(進行度10%くらい?)
カオスチャイルド(進行度10%くらい?)
ひぐらしに関してはコンテンツ自体がオタク達に擦りに擦られた存在であることから、たまにパチンコ好きの配信者とその配信のコメントに「ひぐらし(小)ネタ」が出てくることがある。
「住民たちを悩ませているあの現象」の原因や、「謎めいてるアノ人たちの正体」、「東京」の存在等、こうした配信のコメント欄だけでなくひぐらし解答編の一部のネタバレを目にする機会というのが結構ある。(私はこの事に憤りや被害者意識を持っているわけではありません)
ひぐらしはネタにされがちだが、「正答率1%」というのがウリで、実際出題編の情報だけでは黒幕や全容を考察するのは非常に難しい(だって要素がファンタジーだし)
そんな作品の「最重要部分」がマダミスなりで結構容赦なくネタバレされているので、あの超絶長い出題編のプレイ途中で大元のストーリーを知ってしまうともうわざわざ自分で見なくてもいいか、となってしまうのだ。
これは言い訳にすぎず、実際は解答編最初の詩音ルートで「こいつうぜぇな…」と主要人物の一人を普通に嫌いになってしまっている、というのも大きい。故に約1年私のSwitch(の別のメモリーカード)で眠っている状態である。
2本目はシュタインズ・ゲートゼロ。そもそも無印自体、2021年始にマブラヴと同時に(新春セールで少し安くなっていたので)購入し、マブラヴもクリアには半年以上をかけ、シュタゲもまた「原作のテンポが悪すぎてアニメでネタバレを踏みに行く」というマナー違反?を犯し、結末が予想出来てしまったので「Dメールを送りまくる章」で1度積みゲー化した中、8ヶ月程前にようやくクリアしたばかりである。
シュタゲのクリア(特にシュタインズ・ゲートへの到達)には、「予想出来ていた結末を超える」素晴らしいサプライズがあったので、数日後にゼロも始めてみた。
しかし…
購入自体が2年以上前であり、この作品がどういうものなのか理解していない状態で始めてしまった。そのため
「あーこういう系か…こんな岡部見たくないんだけど…」
なテンションでプロローグを迎えることに。
話が進むごとに、紅莉栖を失った喪失感に悩む岡部に転機が訪れるというものだとわかる。
だが、失敗だと感じてくる。
全国のシュタゲ好きの皆さんには申し訳ないのだが、「僕はシュタゲのメインヒロイン2人があまり好きでは無い」
あれだけあの2人(3人)を中心に世界を巻き込みストーリーが展開していくのが無印ではあるが、あんまりキャラクター性が好きではないのだ。特に紅莉栖。
どうやらゼロは、「牧瀬紅莉栖を救うことを諦めた岡部が、取り戻す?物語」なのだと推測される。(序盤のプレイ経験から)うーん…正直興味がない…
ネタバレ有でもいいので、ゼロのモチベを誰か下さい。
3作目、カオスチャイルド。プレイ期間は7月〜10月で約20時間。「どの辺」と言われると難しいが、刑事と「ケイさん」が顔合わせした辺りまでは覚えている。
この作品もひぐらし同様、「主要キャラがあーだこーだで…」なネタバレをモロに食らっている。こちらもまあ自分から飛び込んだので被害者ヅラは出来ないが、「買わないだろうしレビュー動画面白いからこれも見るかー」となって重大なネタバレを踏んだにも関わらず普通に買って進めようとしているのだ。(何やってんだコイツ?)
シュタゲでいう「メールシステムによる分岐要素」は、カオチャでは「妄想トリガー」という形になっているのだがこれがちょっとめんどい。適当に読み飛ばそうとするとスルーしてしまうからだ。
ただこのシステムは中々面白く、お気に入りは仲良し3人組(?)で部室でご飯を食べている際に現れるトリガーで、(煩悩)妄想をするとクリームパンを頬張ってクリームのついた顔で世莉架が「タク…舐めて?♡」と言ってきて、幼なじみであり異性としてなんか見てないはずの世莉架に対して「女」を感じずにはいられないシーン。地の文は女の子の唇特有の艶めかしさの表現がクッソエロかった。(書いてる途中でキスしたくなってきた…)
探偵ごっこのパートがめんどくさかったり、タクが「他人」と話す時の5000%陰キャ感に同族嫌悪を覚えたりで手を止める要素がそこそこあった。
ノベルゲーは1度離れると再開が難しいというのもあり、こちらも例に漏れず「暇なのにやるモチベはない」状態である。(あとは刑事、ケイさん、香月辺りのキャラがあまり好きではない…)
世莉架と伊藤の2人がいなかったらとっくに投げていたかもしれない。(そもそも今実質投げてるじゃん。それにその2人の組み合わせとかお前正気か?)
・ノベルゲームの正しい楽しみ方とは
「あなたにとって最高のADVは?」と聞かれたら、今までもこれからも「レイジングループ」と答えると思う。その時コロナショック真っ只中+凄く病んでたのでその当時自分が感じた「面白いコンテンツ」には結構思い出補正がかかってしまっている。フラットに見れないのは仕方ないけど、その分を加味しても「中弛み部分はスマホでポチポチして流す」「人狼ゲームが題材」という要素に支えられて、最短プレイ期間で全エンド回収するほどやり込むことが出来た。
ノベルゲーム(ADV)をレビューやらで紹介する時、だいたいが「ストーリーが神」「超展開に圧倒される」が売り文句になるだろう。実際そうであることには間違いない
だが…「最高の中〜終盤を迎えるまでにプレイヤーが飽きないか」これはあまり重要視されていないように感じる。というより、「序盤に漂う地雷臭とキツいノリ、中盤の今何してんの?何がしたいの?感」で投げることなく、最後まで物語についていったプレイヤーのみが得られる感動があるゲームという特徴が、所謂「名作ノベルゲーム」群の大体に含まれていると思う。
マブラヴなんかは本当に長かった。Steam版をプレイしたのだが大して興味ない恋愛パートを全員分やるのは苦行でしかなかった。数少ないエッチシーンくらい見させてくれよ。許さんぞSteam!
調べたところ「まりもちゃんルート(ヒロインではないのでバッドエンド)」は「お酒に流されて、その気になった歳上のお姉さんに食べられちゃう♡(しかも先生)」というフル勃起不回避なシチュエーションのためこれまた憤りがとんでもなかった。ふざけんな!
12.5事件面白かったなー、でも「ヤバいシーンってまだまだ先でしょ?山場超えたしなんか中弛みするな…」と油断してたら「例のシーンで完全に脳が(物理的にも)破壊されて」2週間くらいは吐き気が止まらなかった。当日は普通にバイトを入れていたがその日はあまり忙しくなくて本当に助かった。ヒューマンエラーを起こさなくて本当にホッとした。
マブラヴの感想に脱線してしまって申し訳ありません。本題に戻ると、ノベルゲームは「普通にほぼフルボイスでじっくりプレイすると長いしとにかく疲れる。」1時間近くでようやく、漫画で言うところの数ページ程度も話が進まないからだ。
伏線を見逃すリスクも勿論あるが、飽きないためにも適当に読み飛ばさなければやっていられないのでは、と思う。
尚、私のこの見解を受けた「ノベルゲームの遊び方」は制作サイドに携わった事がある方、そうでなくともコンテンツに強い思い入れがある方々にとっては「失礼・リスペクトがない」「積むくらいなら最初から買うな」と不快に思われる方々も少なからずいるかもしれません。
申し訳ないとは思っているのですが、言わせてください。
パソコンにかじりついて特に変化もない無駄なセリフを延々と聞かされ、聞き流そうと思えばモノローグや地の文が結構長い時間で流され危うくその部分丸々見逃しかける、負のスパイラルに陥ってしまうとこうなるのだ。
起承転結の「起・承」をいかに退屈せず、かといって肩に力が入りすぎていない状態でプレイできるか。これは今後ADVや時にエロゲーを遊ぶ上で明確な課題となってくると感じている。
「ノベルゲームが好き」なゲーマーの中では私はかなり異質で、このような投稿をすべきではないのだと思う。それでも「難しい話」や「超展開によるどんでん返し」は好きだし、これからも同じようなコンテンツを嗜むと思う。
この投稿で何かが変わる訳でも、今から1作ずつ積みゲー消化をする気もない。だが語らせて欲しい。私のノベルゲームとの向き合い方を。
ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。コメント、フォロー等絶賛受付中でございます。良かったら他の投稿も見ていただけると嬉しいです。