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りっか!! コモンズ。
ハードワークのスパイラルから抜け出せない理由
目先の利益や恐怖のために、ひたすら自己犠牲なハードワークを強いられる状況に置かれた人がいます。
初めは抵抗があっても、人はそのうち認知的不協和を解消するため、みずからこういう負のスパイラルに陥っていきます。
「自己犠牲したから利益が出た」
↓
「ハードワークするのが私の正義」
↓
「ハードワークしないと居ても立っても居られない」
↓
「自己犠牲しないと利益が出ない」
こうやってハードワークな職場や組織から抜け出せなくなるわけです。
生物学的には、「もっともっと」と行動が強化されるスパイラルを「ポジティブフィードバック」と呼ぶそうです。(中身はポジティブでもネガティブでもこう呼ぶそうです)
ポジティブフィードバックにより、環境によって依存体質を強化させられ、自らも依存体質を強化してしまう人が増えてしまう。
では、どうすれば、多くの人たちがハードワーク沼・ブラック沼にハマらないようにできるのか?
それは、職場や組織のおいて、コモンズ的環境を取り入れていくことです。
「目先の損得」や「生存の恐怖」を和らげ「きっとうまくいく感」「困ってもなんとかしてもらえる安心」これらを醸成させていくためのコモンズ的環境があらゆるところに必要です。
職場や組織、ひいては社会の質そのものを、目先の利益や恐怖を和らげるレジリエンス力を高めていく。コモンズ的環境が広がることで、限界費用も下がるし、自己犠牲ではなく、誰もが伸び伸びと自己実現しやすい社会に近づきます。
だれもが、大好きなことにチャレンジできたり
だれもが、急病でも支えらえたりするために。
ぐるぐる「赤い絆」の安心を社会に循環させていく
毎年 8月21日は 「献血の日」です。
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昭和39年までは、商業血液銀行による売血が行われていました。目先が苦しいと、働くより、血を切り売りした方がお金になるからです。
当時の高校生や大学生たちが「そういうのダメじゃー」という声をあげ、その年の8月21日に、現在の制度へ転換。
このように、「赤い絆」を通じて大きな病気や手術で必要な方が継続的に安全な血液を提供できる献血というシステムも、初めからあったものではなく、後天的に作り上げてきた貴重なコモンズ的な仕組みなのですね。
ぼくも含め「血の気の多い」人が、「売血」ではなくて「献血」でアクションを起こし、繋がっていく。
みんなで ぐるぐる「ハートワークのポジティブフィードバック」を強化していくことで、世の中を元気をまわすことができる、すごくいいコモンズ事例ではないでしょうか。
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さあ。 りっか!! 献血。
りっか!! コモンズ。
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