今日も楽しいK-POP【Vol.18】絶望と悲しみを乗り越えたシンデレラ…BraveGirlsが観る者すべてに感動と幸せを届ける<QUEENDOM2>第3次競演R-2 第9話レビュー①
8話を観たときには、WJSNのステージが圧倒的に1位になると思いました。そんな予想は完璧に裏切られ、音楽とBraveGirlsの力をまざまざと見せつけられる回となりました。
BraveGirlsはQUEENDOM2でどれだけの苦しみを感じたのか?
第1次競演では、5グループ中5位。
第2次競演では、6グループ中6位。
BraveGirlsの実力がこの順位ということではないと思います。QUEENDOM2の視聴者がBraveGirlsに興味関心のない10〜20代が中心であるということが大きいと言えます。パフォーマンスが悪くなくても、投票をすれば10〜20代は他のグループに票が流れてしまうし、第1次競演と第2次競演ではヒョリンのインパクトが強すぎたので、浮動票はヒョリンに流れてしまう。パフォーマンスの出来にかかわらず、結果的に最下位となってしまうことは避けられなかったのではないかと思います。
しかし、第1次競演と第2次競演を無双したヒョリンがその流れを変えるきっかけを与えてくれました。「BraveGirlsの個性を見せてほしかった」と評し、第3次競演のR-1のボーカルポジション対決ではミニョンに自信を持ってやり抜くことの大切さをこれでもかと伝えました。そして、ダンスではウンジが根性で戦うLOONAとモニカ先生とともに1位を勝ち取りました。
本当に感動的なのはここからでした。ファンとの交流により、自分達のありのままを表現することが一番大事であることに気づきます。そうして、奇跡の大逆転劇の準備が整うことになります。
この予告動画を観て、奇跡の予感を感じた人も多かったはず。
自分とは何か。どこから来て、どこに向かうのか。そして、今同じ時間を共有している観客に何を伝えたいのか。
表現する者にとって最も難しく、最も重要なことに向き合うBraveGirls。
完璧なエンターテイメントであったWJSNのステージを、ストレートに自分をさらけ出す根源的な表現で臨んだBraveGirlsが上回る。
奇跡的な瞬間をわたしたちは目の当たりにすることになりました。
観ている人に何を伝えるか?ということについて迷いがなくなったことで表現そのものが力強くなり、さらに彼女たちが乗り越えてきた経験が大きな感動を与えてくれました。これが表現の持つ力だったんですね。WJSNとBraveGirlsのステージからは種類こそ違いましたが、大きな感動がありました。芸術のすばらしさをあらためて感じることができました!本当にありがとう!
今回のBraveGirlsのステージは、ファンであるかどうかにかかわらず、観るものの心を揺さぶる力がありました。逆走行する前の苦しい日々。ステージに立つことができることへの感謝。そして、その感謝の気持ちを観てくれている全ての人に伝えたいという切実な思い。すべてがストレートに伝わってきました。笑顔なのに悲しい。悲しいのに力を与えられる。そして、悲しいのにあたたかい。
本当にすばらしいステージでした。文句なしの1位でした。
BraveGirlsの逆走行でQUEENDOM2の行方がわからなくなりました。
そして、プログラムはファイナルに向かっていくことになります。
第9話レビュー、次に続きます!
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