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フレームに沿って考えることと、フレームから自由になること

枠にはめて考えることも、その枠を外して自由に思考を広げることも、どちらも大切という話です。

自分のキャリアを自由に描く上で、大切なスキルかもしれないなと思いました。

今日はそんな自分自身で考えていることを言葉にしてみました。


フレームに沿って考えること

フレームに沿って思考を深めるプロセスのことをさして、フレームワークと言ったりします。

SWOT分析とか

3C分析とか

4P分析とか

さまざまなフレームワークがビジネス分野を中心に理論展開されています。

大学院とかで、なんかわかったような、わかんないような、話を聞いて勉強した気になっている今日この頃です。


一つ一つのフレームワークの解説をするのは、この記事の趣旨ではないので割愛しますが。

こういうフレームにそってモノゴトを考えることで、理論の背景を理解してなくても、誰でもそれなりに思考を深めることができて便利だなと思っています。

もれなく考えるポイントをなぞることができますし、共通認識を持ちやすいですね。


それに、いろいろ応用もきくと思っていて。

SWOT分析をキャリアデザインを考える材料にできるのではないかと考えていて。

その点について以前noteを書きました。


このように、様々なフィールドで活用されているフレームがあるので、それに沿って思考を深める意義というのはとてもあるなと思っています。


フレームワークのデメリット

ただ、デメリットもあるなと個人的には感じていて。

・現実に柔軟に対応できない
・フレームの範囲内でしか思考が深められない

とか、まあ他にもあると思いますけど。

フレームに当てはめて考えることで、深まる思考もあれば、複雑な世の中の事象や様々な背景のある人間の関係性について、枠組みに当てはめる限界があるのかなと考えています。

強引に枠組みの中で考えていると、無理がでて、変化に柔軟に対応できないということもあります。

またその範囲内でしっかりモレなく考えることはできるかと思いますけど。

その枠を超えてクリエイティブに思考を広げていくには、それなりのエネルギーがいるかもしれませんね。

もちろん、そういうクリエイティブに考えていく一つのステップとして活用するのはありだと思っていますし、効果はあるのかなとも思います。



枠組みから自由になること

デメリットで制限されるんじゃないかなと思ったクリエイティブな思考。

何かと僕らが縛られる

「普通は」とか

「常識では」みたいなキーワードの呪縛

これに囚われているのと同じな気がしています。


そのフレームから自由になれるかどうかは、これからの変化の多い世の中で楽しく生きていく上で重要なことかなと考えています。


たとえば「時間」という概念。

一年間が365日で、週は7日で、一日が24時間で。

土日が主に休みで、平日は朝から夕方まで働いて。


人間同士協力して、社会の営みを継続するうえでの大切な共通認識というか、フレームみたいなものですが。

僕はやりたいことがたくさんありすぎて、多動傾向があるのですが。

以前はよく「一日24時間じゃたりない」

みたいなことを呟いていました。

他の人でも時々そういうのを言っているひとを見聞きしますが。


ふと、自分でも言ってて、気づいたのですが。

そもそも一日24時間という枠組みに縛られて考えているなーということ。

いや、急に僕だけ一日30時間で生きるとか、年の区切りを400日にするとか、そういう話ではないのですが。

地球が一周するのを24時間で、太陽の周りをまわるのを365日で、いろんな事象の上でも合理的な枠組みだと思っています。

ただ、考え方の問題で、そういう時間や日時の長さにさえ囚われて、思考が不自由になっていたんじゃないかなと感じたわけです。


もちろん、いくら考え方の上で自由になったとしても、生物学上の寿命が仮に80年だったとして、時間の測り方が変わるだけで、急に長生きになったりするわけではないのは理解しています。

それくらい、思考の枠を外して考えてみると、これまでと違った「何か」が湧き出てくるんじゃないかなという話ですね。

事実、僕はけっこういろいろ閃いて、それを地球時間の枠組みの中で実行して楽しい時間を過ごすことができています。



このフレームに当てはめて考えることと

フレームから自由に思考を広げていくこと

どちらも大切だなとおもっていて。

なんなら、自由自在にその思考を行き来できたら、最強なんじゃないかなと。

そういう思考訓練というか、練習をしていきたいなとこのところは思っています。



今日はこれくらいで、ありがとうございます。

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