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フリーランスソーシャルワーカーの超個人的な本の紹介

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ソーシャルワーカーとしての専門書、というくくりではなく、単純に個人のキャリア形成や生き方で影響を受けた本を独断と偏見で発信しています。
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記事一覧

旭山動物園から考える組織変革について

(今回は大学院のレポートを再編したものです) (あとタイトルの写真は天王寺動物園ですw) はじめに今回は、企業変革や組織変革がテーマです。 旭山動物園で行われた数々の改革について検討してみます。 日本の最北端に位置し、雪に閉ざされ交通の便も決して良くない不利な環境の中、入場者数では一時期上野動物園を上回り、名実ともに日本一の動物園となった旭山動物園の変革を、著者で園長でもある小菅氏のリーダーシップやマネジメントなども含めて俯瞰して検討してみたいと思います。 まず初めに、

『Humble consulting(謙虚なコンサルティング)』を読んで謙虚にコンサルタント

フリーランスでお仕事をしているいくつかの柱の一つが事業所さん向けのコンサルテーションになります。 個人的には好きなお仕事の一つなのですが、その際の僕自身の向き合い方などについてきちんと言語化していなかったなと思って。 なので今回は、あらためてですが言葉で表現してみることにしました。 その際に、これまで参考にした書籍 『謙虚なコンサルティング』についても触れたいと思います。 『謙虚なコンサルティング』例によって細かい書評ではないので、概要だけですが。 MITスローン経営大学

【本の紹介③】原理原則を考えるきっかけになった本

運が良いとか恵まれているとかよく書いていますが、その一つとしてメンター的な存在の人が常にいてて、何かしらの相談にのってもらえる環境にあったことがあげられます。(運が良いこと自慢をしているnoteも書きましたw) そんな僕が10年くらい前に生きるヒントとして紹介してもらった本がこちら。 スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』 過去に大きく影響を受けた本は?と質問されると、おそらくこの本をあげるでしょう。事実大きな変化を与えてくれました。 今僕が20代、30代の人たち

【本の紹介②】40歳を迎える前に再読してタイムリーだった本

いろいろ本を読んできて、とにかく最近はビジネス書とか専門書とか、そういうのばかりを手にしてるのがこの5年くらいの話で。 でもその前、20代のころは小説をたくさん読んでいた時代がありました。 ブックオフで100円とかで安く購入してはマクドの100円コーヒーを飲みながら過ごす20代。時間はいっぱいあったのです。人生のモラトリアム期でした。 その時代によく読んでいたのが、宮本輝と村上春樹の小説やエッセイ。 きっかけは何となくでしたが、僕にとっては読みやすく、そしてストーリーも

【本の紹介①】自分の働き方を考えるうえで影響を受けた本・3冊

小さなころから家には本がたくさんあって。 両親とも学校教師だったこともあって(しかも国語が専攻) なので読書というのは身近なものでした。 自然と本を手に取り、意味が分からなくても目を通すという真似事からはじめ なんかよくわからないが文字を追って1冊読み終えた達成感とかを感じた記憶があります。 多分小学校はいる前くらいじゃないかな。 本の虫というほど読むわけではないですが、読書は嫌いではないので これまでもそれなりの量を読んできていると思います。 先日書いた環境が大切。人