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内定者に内定式で伝えたことをまとめる

こんにちは。橋口です。先日10月1日に弊社の内定式がありました。その日か2ヶ月弱。少しまとめてみたいと思います。大きくは3つ。

1.会社に従属的にならないで

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2014年にロンドンのクリエイターSteve Cuttsが描いたこのイラストは社会風刺として、いろいろなところで話題になりました。
イラストのとおり、クリスマスに家族やカップル同士でプレゼントを渡し合う文化の裏側で奴隷になって働いている誰かがいる!という側面です。

人は簡単に仕組みに服従してしまう

この絵は工場での出荷、梱包作業ですが、人は本当に簡単にこの仕組に従って生きてしまいます。中でも、雇用関係が生み出す 会社と従業員 という構図はとても危険です。ひとつ間違えると、人権保護という名の基の、奴隷制度の延長に過ぎません。

会社のためにだけで働かないで。ジブンのことをしっかり考えて。順番を間違えないように。

会社へのロイヤリティが高くなると、会社や仲間への想いがひとつのモチベーションになります。このエネルギーはとても強力です。毎日の仕事や人間関係が充実し、幸福感も得やすい状態になります。しかし、この反対の現象(売上の低下、人間関係のトラブルなど)が起こると、今まで環境でモチベーションを作っていた分の反動がやってきます。会社が悪い!アイツがわるい!と被害者意識になるのです。しかも、強く。なので、まずは自分のこと。ジブンが一体何者で、なにをやりたくて、なにを大切にしたくて、誰と一緒にいたいのか。このへんのことを優先して考えてもらうように伝えています。会社や事業のことはそのあと。

2.ゲームのルールが変わったので、攻略法も変えよう

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学生までは答えをみつけるゲームでした。必ず正解がある。しかし、ベンチャー起業においての仕事のやり方に正解はありません。結果がなんぼ。この結果・成果にフォーカスするためには、やはり会社での仕事のやり方や、面接のときにはわからなかった、そこならではの風土や業界の慣習も知らないといけない。なので、うちの会社でおすすめしている近道は、先輩から仕事を教えてもらうことです。なので、攻略法としては、

先輩の時間を奪って、ジブンに時間をたくさん使ってもらうこと

になります。入社半年はその攻略法をジブンなりに考えて、行動してもらうようにしています。

3.ワタシたちは大人として接します。

夢占い-空を飛ぶ夢

新卒というと子ども扱いする企業が多いです。なかには、学生気分でいつまでもいるなよー!という謎のマウンティングをする人もいるとか。なので、これは先輩たちにも同時で伝える話ですが、

新卒を子どもあつかいしないこと

です。この子ども扱いする見方が、個人の成長を妨げ、結果的に会社の成長を止めていることが往々にしてあります。ベンチャーに余裕はありません。

最短最速で成長するために、このマインドを全員が持っておくことは大切

なので、大人として接することを当たり前にしています。そして、この接するときに画像のように楽しそうな大人であったほうが望ましいです。仕事の時間は家族と過ごす時間と同等、もしくは長いかもしれません。それであればやはり楽しいことは大切。楽しんでいる人、大人には必然的に多くの人がよってきます。そういう人には必ずいい先輩や後輩などの応援者がつくものです。

以上の3つのことを内定式では伝えました。備忘録として。

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※集合写真のバランスが悪い笑

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