ドラマ「BONES -骨は語る-」からタロットに通じるヒントを得た話
今更ですが、このドラマを見ています。
ドラマの中にも、タロットが出てくることもありますが、よく考えれば、主人公のテンペランス・ブレナン博士とは、Temperance Brennanですから、つまりのところ、14番の「節制」のカードのことですね。
節制のカードは、最初すごく読みにくくて困惑することもありましたが、あれこれ講座を受けていくうちに「天使」であり、「超人的」であり、現実とファンタジーのバランスが取れている素晴らしい状態、ともわかってきました。
さて、そんなBONESの中で、こんな言葉が出てきました。
「適切な質問が、正しい答えを導く」
おおおおぉぉぉ、これって深いですよね。
ふわっと質問したら、ふわっと返ってくる。
真剣に質問したら、真剣に返ってくる。
具体的に質問したら、具体的に返ってくる。
こんなタロットの世界において「どう質問するか」みたいなのって、真骨頂というか、すごく「軸」になる部分。
質問の仕方を間違ったら「え?」って答えが返ってきてしまったり。
「いやいやいや、なんか違う」ってなること、まだあるんですけど、なるほど「適切な質問」って表現は秀逸だな。
先日、とある方をタロットで占ったんですけど、最初のふわっとした質問から、カードを混ぜながらだんだん質問を具体化していくと、わかりやすい答えが出ました。なるほど、こういうことね、と。
なかなか上手に質問できない方がいたとき、その雰囲気や言葉から、少しずつ具体化するところまで持っていけると、占いの精度がぐぐっと上がる気がします。同時に、お客さんの満足度も。
しかし、これってタロットに限らないですよね。「私、何をしたいんだろう」とか「何に困ってるんだろう」みたいなことを明確にする作業と似ている気がします。
質問の具体化、ぜひ意識したいところです。
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