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アメリカで病院に行ってみた【健康診断】

8月に入った途端、一気に忙しくなりました…と言うわけで3日にして連続投稿記録は途切れましたが、マイペースに書いていきたいと思います。

さて、今日はタイトル通り、健康診断のために病院に行ってきたので、その事について書いていきたいと思います!健康診断だけでブログネタになるのは海外生活の良さかもしれません、、苦笑
アメリカの医療システムとか英語の医療用語ってなかなか難しくて在米6年目になる私でも結構手間取ったので、誰かの役に立てばいいなと思います!

健康診断とアメリカの医療システム

そもそもどう言う経緯で健康診断に行く事になったかというと、周りに行きなさいと言われたから。です。
アメリカでは人間ドッグや会社で行われる健康診断、と言うのはあまりないようで、みんなかかりつけのお医者さんに行って健康診断を受けるようです。

アメリカでは、みんなかかりつけのお医者さん(family doctorとかgeneralist)を持っていて、専門のお医者さん(婦人科、とか)に行くにも、まずはfamily doctorに行くのが基本です。そして、年に1回やる健康診断が、physicalと言います(この単語を知らなくて話が通じず、結構苦労しました、、)

私はかかりつけのお医者さんがいなかったので、自分の保険会社のウェブサイトから、持ってる保険に対応してるクリニック探しからスタート。そうなんです、日本と違っててびっくりする点は、自分の保険会社によって、対応してくれるお医者さん、クリニックが違うんです、、だから家に近いかとか評判よりも、自分の保険に対応してるかが先決です。

それで見つけたクリニックに電話して、予約。ここら辺はまあまあスムーズでした。で、当日行ったのですが、受付と問診票でまず色々とびっくり。

受付と問診票

まず受付で、いきなり口頭で性別・性的指向・人種などについて聞かれました。そして、もう1つ聞かれたのが、"Do you have transportation difficulties? 交通手段に困ってる?"でした。行ったクリニックが徒歩圏内だったため、いや、困ってないですと答えたのですが、どうやら違ったことが後から判明、、

ひとまず口頭で受付をした後、大量の書類を渡され、さっき答えてもらった質問も入ってるけど全部書いてね〜と言われ。さっき受付で言わされたのはなんだったの??と思いつつ書いていくと、交通手段の質問の意図が理解できました、、書類の方にはいくつかオプションがあって、「困ってない」「誰かに乗せてもらえる」「誰かに乗せてもらえるけど、必ずあるとは限らない」「困っている、交通手段は徒歩か自転車のみ」となっていたんです。えっ、私違うかった、、とびっくりしました。日本のマインドセットで行くと、車を運転できなくても(都会なら)大抵の場所には行けますが、さすが車社会アメリカ。車と免許がないと何もできない世界です(そして後でこれに困る事になります、、)

この大量の書類は、メンタルチェックのようなアンケートから始まり、なかなか長かったのですが、その中であったのが、何かあったときに、自分の代わりに薬を受け取ったり、診察結果を聞いたりできる人を書いてください、と言うもの。受付の人に、アメリカに家族がいなくて、、と言ったところ、誰か頼める人いない?と聞かれ、いいえと言ったらなんかすごく不憫な目で見られました。普段は意識しないけど、この時だけはちょっと悲しくなりました。

診察

そして少し待ってやっと診察!
最初に看護師さんが案内してくれて、いくつか質問をされ、血圧や酸素濃度を計りました。その後、お医者さん(nurse practitionerって言ってたからこの人も看護師?だけど最初の人よりは偉いのかな??)がきて、問診、あと聴診器当てられたり耳と喉見られたり、で終わりました。
血液検査とかするのかなと思っていたら、なんと血液検査はそのクリニックではできないことが判明。他の場所に行ってやってね、と紹介状だけ渡されました。婦人科にも行った方がいいと、それも紹介状。で終わりでした。早かったです。笑
あと、2人目の看護師さん?の方はほとんど1度もパソコンから顔を上げることなく質問されたので、不安になりました。

お会計とその後、、、

で、最後にお会計。アメリカ、年に1回の健康診断はタダ!なので、何も払わずに終了しました。紹介状を色々と渡され、血液検査はここで受けられます、というリストもくれたのですが、ここで交通手段の質問の意味が判明します…ほとんどの場所が、徒歩圏外。ていうか、違う市でした。
1つだけ徒歩圏内にあったので、そこに行く予定ですが、予約は必要なのかや、何をすればいいのかの説明も一切なく、自分でどこに行くか決めて行ってきてね、のみ。個人主義アメリカ、、さすがです。

そして、婦人科の方も、紹介状出てるけど、ここのクリニックの婦人科医は隣の街の方でやってるから、ここでは予約取れないのよね。だから自分で探して行ってきて!って言われました。いや、紹介状の意味、、と言うわけでせっかくクリニックを見つけたと思ったらまた医者探しです。

と言うわけで、実は初めてのアメリカの病院体験はまあまあ大変でした、、色々と初めてだったし、しかもその後が面倒くさい!!

あと、やっぱり田舎って大変だなと言う実感もしました。病院のオプションが少ないし、何もかも車じゃないと行けないし。あと、閉まる時間が早い!私が行ったクリニックは平日の朝(多分9時くらい)から夕方の5時しかやってません。そして、徒歩圏内で血液検査のできる病院は、なぜか朝の7時から午後3時半までと言う妙に早い時間帯、、何かと振り回されていますが、あと少し頑張ろうと思います。

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