無防備な歩み
視界が狭くなる
怠い重い捨てたい体
されど前へ
一歩に満たない
半歩あろうと
止まった日
振り向いた日
うずくまった日は
自ら用意した
赦しという受け皿を置く
途方に暮れた夕陽も
いつかは沈み
新たな陽と
縁取られた日常を
また半歩
前へ
剣を持たない
この手はペンを持つ
盾を持たない
ゆえに刺さった棘は
根を張り
やがて礎となるだろう
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視界が狭くなる
怠い重い捨てたい体
されど前へ
一歩に満たない
半歩あろうと
止まった日
振り向いた日
うずくまった日は
自ら用意した
赦しという受け皿を置く
途方に暮れた夕陽も
いつかは沈み
新たな陽と
縁取られた日常を
また半歩
前へ
剣を持たない
この手はペンを持つ
盾を持たない
ゆえに刺さった棘は
根を張り
やがて礎となるだろう
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