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小舟の祈り


言ノ葉の海
心地よく
ユラユラ揺れる
私は小舟

夜の帳が下りてなお
差し込んだ光
あなたは光

その尊さゆえ
恐れたのは
触れること
穢すこと
最早それは  
恋とも呼べず

言ノ葉の海
あなたは光
消えないよう
祈っている
漂いながら
祈っている

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