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人間は希少性に弱い

みなさんこんにちは。絶賛徹夜中で、なんとか生きているRyoです。
一度崩れた生活リズムをもとに戻すには、毎回徹夜して強制的に戻すようにしています(笑)
#多分非効率

さて、今日は「人間は希少性に弱い」というテーマでお話ししていきたいと思います。
今日の投稿をみることによって、「なんで、店員はあのような展開を作るのか」とか「なんで多くの広告は、期間限定〜」のような文を使うのか100%理解できるようになります!

結論から言うと、人間には「手に入りにくいものは、価値が高い」また「価値が高いものは、手に入りにくい」というバイアスがかかっています。

というのも、1975年にWorchelが行った実験で、被験者は最初に10枚入りのクッキーから1枚選んで味見させられた。その後、2枚入りのクッキーから1枚選んで味見させられた(中身は同じ)。その後、どっちの方が美味しく感じたか尋ねられると大半が、2枚入りのクッキーの方が美味しく感じたというのだ。

このように人間は「貴重そうなものに対して、価値を置きがち」というのがわかる。

他に、このような場面に遭遇したことがないだろうか?

デパートで買い物をしているときに、ある気になった商品を手に取り店員に「これはもう在庫はないんですか?」と聞くと、店員は「大変申し訳ありません。ちょうど先ほど最後の1個をお客様がお買い上げになったかと、一応在庫確認してもし見つかりましたら、購入されますか?」

大抵、このような流れの時は在庫が大量に残っているのがオチです。
しかし、店員も「貴重性を出せば、客の購買意欲は高まる」ということを知っているのでこのような展開にするんです。

また、購入されますか?と聞くことで、その時点で客から「はい」を引き出すことで、購入を確実なものとします。

あえて、先に購入する意思を決めさせる理由としては、人間は自分の選択を否定したくない生き物なので、1度選択したら、基本的に貫き通します。

このように、普段の私たちの周りには「人間の心理を利用した施策」で溢れかえっています。

自分の意思で選択できるようになるためにも、「私たちの心はどのような影響を受けるのか」を理解することが大切です。

ということで今日は
・人間は希少性に弱い
・自分で選択していけるように、心の動き方を理解しよう
というテーマでお話ししました。

じゃあ、また明日!


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