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都会の人が冷たく映る理由

都会の人と田舎の人、どちらの方が優しいイメージがありますか?

おそらくほとんどの方が「田舎の人のほうが優しい」と答えるかと思います。

現に、都会だと道端で倒れている人がいても「見てみぬふり」をする人が多いです。

では、なぜそのような現象が起きてしまうのでしょうか?

これは、決して「都会の人が冷たいから」のではなく「人間の心理」の問題なのです。

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「社会的証明の原理が私たちの選択を決めている」

社会的証明の原理とはある選択肢を多数が選択している現象が、その選択肢を選択する者をさらに増大するという効果です。

この現象は特に人で溢れている都会で効果を発揮します。

先ほど出した例で「都会だと道端で人が溢れていても、助けない」がありましたよね。

これが起こる原因は、「道端で倒れている人を素通りする選択をしている人が多いから、自分も素通りする選択をする」からなんです。

このような状況は私たちの普段の生活でも起こり得ると思います。

「みんながiphone使ってるから、私もiphoneにする」のように。

しかし「この社会的心理の原則」を理解したところで、これからの私たちの選択が劇的に変わるかというとそうではありません。

ほとんどの人がこの先も、周りの意見・選択にたくさんの影響を受けるでしょう。

私は全然それでいいと思っています。

ただ、ふとした瞬間に「この選択は、周りに流されたのか、自分の意思で選択したのか」を考えることができるだけで、他人軸→自分軸で生きることができると思います。

「都会の人が冷たい」というテーマから、かなり脱線してしまいましたが、
つまり言いたいことは

「私たちの普段の選択は、周りの選択に大きく影響されている」ということです。

普段からこれを意識して生活するだけでも、人生は大きく変わってくるんじゃないかな〜と思います。

今日も見ていただきありがとうございました。

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