見出し画像

うつ病再発と言われた衝撃

長らくnoteの更新が途絶えてしまいました。
6月ごろから体調が思わしくなく、寝たきりのようになってしまっていました。

主な症状は
・毎朝の吐き気、嘔吐
・食欲不振
・何をするにもおっくう
・予定が嫌になる(こなす自信がない)
・息子の保育園の送迎すらできなくなる
・家事や食事の準備もままならない
・ずっと寝ていたいと思う
・頭の中がモヤモヤしてぼーっとする

うつ病ってこんなんだっけか…と、3年前に重度の産後うつを発症した時を思い出すような感覚でした。

主治医に相談すると、「うつ病の再発だろう」ということで入院を勧められましたが、精神科病棟の入院というのは静かな療養環境ではないこと、スマホが使えないこと、家族と会えないことが私にとっては逆に病状を悪化させるのではないかと思い、踏みとどまりました。

抗うつ薬を処方され、副作用に耐えながら過ごすこと約2ヶ月。
ようやく気分の落ち込みなどがなくなり、睡眠や食事も取れるようになり、少しずつエネルギーが溜まってきたのを感じます。

もう、生きる気力が沸かなかった。
どうせなら眠っていたいと思って、処方された睡眠薬を日中に飲むこともありました。
でも、人間の体というのは不思議なもので、「寝る環境」が整ってないといくら睡眠薬を飲んでも眠れないんですよね。
ただただ頭がぼーっとする感覚。
たくさんの睡眠薬を飲んだら眠れるだろうか…と頭をよぎりましたが、せいぜい病院に運ばれて胃洗浄されて終わりで、副作用に苦しむだろうな。そもそもそんなことしたら私の嫌いな入院になるだろうなと思ってやめました。

うつ病で一番怖いのは、「死」。
身をもって体験してキッパリ言えます。
本当に孤独で、何もできない自分が嫌で、家族に迷惑をかけるぐらいなら消えてしまいたいという思いがどうにもこうにも頭から離れないのです。

抗うつ薬を処方されるまでにも時間がかかるし、飲んでもすぐに効果を実感できるわけではないので、その間はただひたすら耐え凌ぐのみ。
もっと即効性のある薬ができたらいいのに…なんて考えてしまいます。

うつ病というだけで敬遠される世の中。
就活をしても門前払いされる世の中。
いや、ね、わかるよ。
うつ病になったら体力も相当落ちるし。
でも、一番不安なのは本人なんです。
もう少し柔軟に働ける世の中にならないかなあ。

うつ病になっても付きまとうのは、お金の不安。
私は外で働くことができないという焦燥感。
家から出ることすら命懸けですから。

私は唯一、保育園の送迎と日用品や食品の買い物でなんとか外出できるような人間だったのですが、症状がひどい時はそれすらもできませんでした。
部屋のカーテンを開けるのすら怖い。

お盆を過ぎたあたりから、ようやく抗うつ薬の効き目も出てきて、保育園の送迎や買い物ができるようになりました。

今はこうしてnoteを書こう、という気持ちにもなれました。

うつ病は、まるで暗いトンネルの中にいるような感覚。
この体調不良がいつまで続くかわからない感覚に陥ります。
主治医からは、「半年〜1年は治療にかかるよ」と言われました。

えー!そんなに待てない!!
でも確かに、抗うつ薬を飲んでも調子が良い日と悪い日があるのです。
「うつ病の治療は、三寒四温」。どこかでそんな言葉を目にしました。

うんうん、確かに。

ようやくエネルギーが少し溜まってきたところで、子育てコーチングの勉強を始めてみようかなと思う今日この頃です。

私にとっては、子育てが軸となる生活をしているので。

子どもの前で穏やかに笑っていられるような、そんなママになりたい。
そんなママは少数かもしれないけど、私はなりたい。
子どものイヤイヤ期や反抗期も相まって、ますます体調が悪くなるばかりの私にとって、今子育てコーチングは必要なのではないかと思いました。

うつ病を抱える人たちに、うつ病を抱えながら子育てをしている人たちに、少しでもこの記事が目に止まってくれたらいいなと思って書いています。

大丈夫、どん底でも這い上がれる。
時間はかかるかもしれないけど、死ぬのは今じゃなくていい。
いっぱい寝て、食べたくなったら食べたいもの食べて、それからでもいい。
何もしなくていい。今生きてるから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?