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ISETAN手藝、作品の販売

昨年2023年の8月に引き続き
今年も伊勢丹新宿店での「ISETAN手藝」に出展させていただきました。

刺繍作品の販売は今から7-8年前、
まだ覚えたての技術が楽しく、初期衝動でばんばん作っていた作品を
仙台の友人が自身のショップでpop-up販売に誘っていただいたのが最初です。

今見るとデザインも作りもお恥ずかしいレベルで。。
そんな初々しい作品をお迎えくださった皆様、
応援してくれた友人達のおかげで
作品制作と販売の喜びを知るスタートを切れたことは
私の大きな幸運です。

そこから数年、もちろん全て順調なことはなく
膨大な失敗や挫折と共に、
それを少しばかり上回る成功と喜び(と意地)があって
その中で、これ以上の高みを目指すなら
パリの刺繍学校ルサージュで一度学んでこよう、と目標ができました。

何人かの友人のお店での販売を続けていましたが
いつか百貨店で販売の日が来たりするのかな。。
とぼんやり思うこともありました。
そんな中でお声掛けいただいたのが
2023年8月のISETAN手藝です。
百貨店の中でも特別な存在の伊勢丹新宿店、
まさかそんな機会ある訳が、と疑っていました(失礼)

留学と百貨店お誘いが重なった2023年春、
パリと東京の時間差の中、zoomでバイヤーさんの説明を聞かせていただく。
不思議で貴重なものでした。
ハイレベルな手芸を芸術として捉えて、価値のわかる方にお求めいただく。
私が理想としていた形であることにとても嬉しく共感しました。

2023年の初のISETAN手藝は未知のことだらけで、
ディスプレイや商品構成
とても多くのことを学ばせていただきました。
他の作家さんと並ぶことも初の体験でしたので
皆さんの素晴らしい作品や作家としての姿勢など
自分の狭い世界を広げるきっかけになりました。

持っていたディスプレイ品かき集め状態でした
今みると悪くないかも


たくさん吸収しながら、ありったけ放出する1週間。
感謝ばかりの日々でした。

喜びと多くの反省点を持ち越した1年後、
またの機会をいただけました。
同じ月に同じ場所ということで覚えてくださっていた方も多く、
一年前のご購入作品を付けてきてくださった方
Instagramで見ていてくださっていた方
そしてこの一年の間にスタートした刺繍教室の生徒の皆様
たくさんの方に来ていただきました。

去年なかった、プライスや鏡をちゃんと置いてます

1年の経過を感じられる2度目の出展。
またも感謝の日々となりました。

昨年の出展をきっかけに、刺繍教室を始める契機になったのと同じく
今年の出展も、それを契機に動き出していることが
幾つかあります。
さらに特別な場所になっていく伊勢丹新宿店、
また来年もお目にかかることができますように。


広告の一部になれたのが嬉しい



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