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【コロナが変えた世界#10】現地在住アクロバットパフォーマー「マカオ」の今と未来を語る!

平日は広告代理店でサラリーマンをする傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」の東松寛文です。

世界で働く日本人との緊急対談企画、第10回のレポート!ゲストはマカオ在住の奥村睦巳さん(アクロバットパフォーマー)。現在の暮らしとアフターコロナの世界について伺いました。

本企画は、コロナが変えた暮らしと働き方について「現地の生の声」を聞きながら、アフターコロナの世界がどう変わっていくのかを考える企画です。全動画のYouTubeアーカイブはこちらから✈︎

【第10回 マカオ編】

※この対談は2020年5月11日に収録したものです。

【現地のコロナ感染状況】対応の早さ、危機意識の高さが光る

・1月(春節の少し前)からコロナ対策が始まる
・2月はお店などほぼ停止、3月からは観光客の入国NG
・観光業で成り立っているとはいえ、中止の潔さはすごかった
・SARSの影響(学び)があるかも、今は新規感染者0が続く
・マスクがないと外出禁止で、マスクしていないとバス運転手が激怒
・政府のオンライン健康診断を毎日受けないと、建物に入れないことも

【コロナによる「暮らし」の今】4月〜ほぼ今まで通りの暮らしに戻る

・ロックダウンはしておらず、外出制限もない
輸入に頼っているため、スーパーのものが徐々に減った
・レストランは2月中ずっと閉店(自主的)→今はほぼ開いている
・外食文化だが自粛期間は自炊が進む、UberEatsは普及せず
・手を洗う習慣があまりないため、大人にもまず手を洗うレクチャーが徹底的に行われる

【コロナによる「娯楽」の今】マカオの象徴がみんなを鼓舞!

・香港や台湾に行けないと、マカオの人にとっては遊ぶところがない
・公園は閉まっている
・マラソンや散歩は人気、ハイキングをする人も
・オンライン飲み会は普及せず(もう飲みに行ける)
煌びやかな電飾や音楽、噴水は自粛中も継続!みんなを鼓舞し続けている

【コロナによる「働き方」の変化】マカオ国内は今まで通りの状態に

・ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター(奥村さん出演中)だけはコロナ対策をしながら公演継続中
通常の半分の公演数、水の演出は注意するなど変更点あり
・お客さんの距離はかなり離し、通常の1/20くらいのキャパシティ
・日本のパフォーマーは働き方がガラッと変わっている(Zoom朗読や配信など)が、マカオは今まで通りに戻る

【まとめ✍️】アフターコロナの世界は、エンタメの形が変わるかもしれない

Withコロナの生活が比較的短かったということもあり、新たなサービスがを生み出すよりも、“今やっていることを根強くやる”という状況のマカオ。それでも、除菌ジェルを持ち運ぶようになるなど、公衆衛生面の向上という大きな変化も見られました。観光が復活したら、そういう面では新たな観光客が増えるかもしれません。

エンタメは生活に必要不可欠な存在なのに、今回のような状況では一番最初に“いらない”と言われてしまう。でもそれは、パフォーマー自身が可能性を潰している(自粛要請をうけて何もしない)のではないか?という興味深いお話もありました。

パフォーマーとして自ら動き、エンタメの形を変えてでも、一人でも多くの人に“笑顔を届けたい”。そんな強く前向きなメッセージもいただき、勇気と元気をいただく対談になりました。本当にかっこいいです!睦巳さんのパフォーマンスがもっと見たくなりました!

リーマントラベラ_マカオ

あとがき

中華料理とポルトガル料理。二つの全く違う料理が混在している街、マカオ。そのため、怖いぐらいに僕の胃袋は拡大します。

しょっぱいものを食べた後に甘いものが食べたくなるように、この街に来ると、中華料理を食べるとポルトガル料理が食べたくなり、ポルトガル料理を食べると中華料理を食べたくなる……そう、食の無限ループが発生するんです。もちろん、エッグタルトは常に別腹。中華→ポルトガル→エッグタルト→中華→エッグタルト→ポルトガル→エッグタルト→中華、もう止まりません。この無限ループは、他の中華圏ではなかなか味わえないので、ぜひ体験して欲しいですね(笑)

そんな風に、これまでのマカオの旅は「食」にフォーカスをあてすぎて、ショーを見たりすることが一切なかったので、次行く時は、奥村さんの「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」も生で見に行きたいと思います!もちろんショーを見る以外の時間は、食べまくりますが。

※2019年6月、僕の大好きなポルトガル料理のひとつ「アフリカンチキン」

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「コロナが変えた暮らしと働き方」全18回のYouTubeアーカイブはこちら✈︎

こんにちは、リーマントラベラーの東松です。サポートいただいたお気持ちは、次の旅行の費用にさせていただきます。現地での新しい発見を、また皆様にお届けできればなぁと思っております!