【コロナが変えた世界#15】学習塾経営者と「韓国」の今と未来を語る！

平日は広告代理店でサラリーマンをする傍ら、週末で世界中を旅する「リーマントラベラー」の東松寛文です。

世界で働く人との緊急対談企画、第15回のレポート！ゲストは韓国・ソウル在住のパク・ジュンジンさん（学習塾経営者）。現在の暮らしとアフターコロナの世界について伺いました。

本企画は、コロナが変えた暮らしと働き方について「現地の生の声」を聞きながら、アフターコロナの世界がどう変わっていくのかを考える企画です。全動画のYouTubeアーカイブはこちらから✈︎

【第15回  韓国編】

※この対談は2020年5月17日に収録したものです。

【現地のコロナ感染状況】8割方もとの生活に戻った！

・先週までは自粛モードだったが、今は“マスク有”以外ほぼ通常の生活
・昨日飲み屋さんに行ったら、どこも満杯
・大統領は人権弁護士として名を馳せた人
・ロックダウンは人権侵害になるので強い指示はなく、あくまで自粛
・国民は9割方政府を支持している

【コロナによる「暮らし」の今】国民全体の一体感が強い

・休業要請はあったが、当初からスーパーもレストランも開いていた
・ナイトクラブや風俗はダメ
・国民全体のコロナへの意識が高く、自粛生活は守られていた
・配達系サービス・アプリの利用が活発に、今後も増えていきそう
・例）UberEats：韓国では「生活に欠かせないサービス」で、“現状にとって変わられる”イメージを持たれている

【コロナによる「娯楽」の今】文化さえ変わりつつある

・読書などをして過ごしていた
・オープンしているのでジムに通っているが、空いている
・一つの鍋をみんなで食べる文化が、各自の皿に取り分けてから食べるように変化しつつある
・オンライン飲み会は流行っていない
・マッチングアプリの広告が増えたかも？

【コロナによる「働き方」の変化】オンライン化が進む

・受験生が多いので、1週間休んだら「開けろ」と親からクレームが……
・受験意識が高く、親はコロナでも勉強させたい
・学校はオンライン授業で差がつく環境に、塾への依存度が上がった
・大手塾、中堅規模の塾でもオンライン授業が始まりそう

【アフターコロナで行きたい】在住者が教える最新事情

・コロナより受験戦争が大事？
・オンライン授業の最新事情
・今だからこそ流行っている最新グルメはある？
・通勤時間帯がフレキシブルに変化？

【まとめ✍️】アフターコロナの世界は、国内旅行からリーマントラベラー再開！

韓国はすでに国内旅行が解禁。パクさんによると、「みんな普通に旅行をしている」という印象だそうです。海外旅行はまだまだ難しい分、国内旅行で旅に行きたい欲を満たしているみたいですね。

ああ、早く旅行に行きたい……！（苦笑）韓国も気温が上がってきて、マスクをつけての外出は“なかなかしんどい”とのことでしたが、旅行ができるまでに生活が戻ってきたのは本当にうらやましいですね。日本も再開後は、まずは国内旅行から旅行需要が増えるのではないでしょうか。

高級キンパ食べたいな……！本日もありがとうございました！

あとがき

ジュンさんにお会いしたのは、2020年2月の頭に映画『パラサイト』のロケ地巡りに行った時。そのときの韓国はすでにマスクをしている人も多く、休日の街の混雑も減ってきている状況ではありましたが、まさかこんな事態になるだなんて、当時は全く想像もしていませんでした。

その旅のきっかけとなった『パラサイト』以来、空前の韓国ドラマ・映画ブームが僕の中できています。ドラマ『愛の不時着』で完全にハマりました。そしてちょうど『愛の不時着』を見終わったくらいのタイミングで在宅勤務が始まり、会食もNGになって、家で過ごす時間が増えるという運命的なハプニング。その後は、もう沼……。ドラマだと『梨泰院クラス』『バガボンド』『補佐官』『人間レッスン』『トッケビ』『主君の太陽』など、映画だと『エクストリーム・ジョブ』『EXIT』『タクシー運転手』『国際市場で逢いましょう』『JSA』『シークレット・ミッション』『新感染』『母なる証明』『オクジャ』『大統領の理髪師』『麻薬王』など（たぶんもっとある気がする……）。だんだん俳優陣の名前も覚えてきて、見たことある俳優が出ている作品も増えてきて、沼から抜け出せそうにありません（笑）

コロナが明けたら、それぞれの作品の聖地巡りと、それぞれの作品で美味しそうにたべられている「フライドチキン」を食べに、ソッコーで韓国に行きたいと思います。

「コロナが変えた暮らしと働き方」全18回のYouTubeアーカイブはこちら✈︎

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